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事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します

問題は学習指導要領の改訂プロセスか?聖徳太子を護るために。

 

さて、多くの日本国民の力によって、各界の方々の努力によって、新学習指導要領は、私たちの正統な認識のもとに修正されることとなりました。 

 

www.sankei.com

 

この記事によると、「聖徳太子(厩戸王)」という表記で、帝国書院のみが「厩戸王」の語を用いていたようですね。私の先日の日記では、学び舎に矢面に立っていただきましたが、帝国書院の例を取り上げることができればよかったと思います。

 

いずれにしても、「厩戸皇子」や「厩戸王」という表記が一般的になっているという事実は(検定教科書以外の、私企業が勝手に作った参考書を除いては)これまでも無かったのであり、ましてや聖徳太子の表記が教科書から消えたという事実は全くの虚偽であることは、これで明らかですね。

 

ここからが始まりであるとしなければならない

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ただし、これで安心していてはいけません。既にこういう騒動に発展してしまった時点で、これまでの仕組み等を改善していかなければなりません。それは、これからまた全ての日本国民の努力によって行われるべきことです。

 

 

私が近隣書店の教科書ではない受験対策本等の、いわゆる学習参考書の類の本を読んだ限り、 ほぼ全て聖徳太子ではなく「厩戸王」の表記のみであったことは先日の日記で指摘しました。学習指導要領に定められていない表記が、学習参考書で「模範解答」として記述されていることの異常性を感じます。

 

 

これとは別に、学習塾の講師なども同様の異常な活動を行っているということも、想像に難くありません。事実、私の過去の日記では、学習塾の講師が聖徳太子虚構説を述べ、記事の中ですら破綻している論理を展開していたのですから。

 

 

ここで考慮しなければならないのは、 今の大学生以下のこどもたちは、既にこういう言葉のシャワーを浴びていたということ、今のままでは、今後もそのような言葉によって認識を侵蝕された「こども」が多数大人になるということです

 

この状況が続くと、また今回のような騒ぎが起きかねません。そのときには、現在よりも遥かに多くの国民が「厩戸王」に慣れてしまっているかもしれないのですから。

 

検討されるべき仕組み

山田宏さんは、以下のようにしてきします。

 

 

これで次の改訂まで10年間は大丈夫だが、文科省の学習指導要領改訂のプロセスの問題点も分かった。
学習指導要領改訂原案は、文科省の国立教育政策研究所の各教科調査官(教師出身)1名と、文科省の視学官(調査官出身)1名でまとめられる。
これでは担当官の恣意が入り込みやすい。

特に、国民精神の支柱と深く関わる歴史、地理、国語、公民などの分野は、しっかりとした定見をもつ人物を担当につける仕組みや、助言グループの設置など、次の改訂まで検討しておかないと危ない。

 

 

このような仕組みが、今回の騒動を生み出す一端であったということは、間違いないと思われます。

 

ただし、仕組みを変えても、またその仕組みに合わせた工作活動が行われることは容易に想像できます。

 

それを防止、対応するためには、また別の観点からの行動が必要になってきます。

 

日常から変えていかなければならないこと

ネットワークの力

今回、私たち国民のネットワークが、この事態を改善させたといえます。

 

国会議員、新しい歴史教科書をつくる会などの民間の組織、個人としてこの問題に取り組んだ著名人、そして、私たち専門知識を持たない一般国民。

 

これらの誰か特定の人が指示を出し、音頭を取っていたわけではありません

 

各々が自己の価値観を元に、情報を収集して活動を行った結果が、改定案の修正という結果へと結実しました。

 

いわば日本の防衛ネットワークというものが、ネットの力によって構築されているように感じます。

 

日常の意識の力

私たち国民のだれも今回の件について問題視し、行動を起こさなかったのなら、今回の結果は導けなかったでしょう。

 

それは、私たちが普段の意識として、歴史問題に対するアンテナを張り、嘘とデマが引き起こされている現状について問題意識を持っていたことで気づけたのだと思います。

 

今後もそうした意識を継続するとともに、より多くの国民が同様の意識を持つことが広まるように、理解されるような言動で行動していこうと思います。

 

 

そのためにはまずは私達自信がしっかりとした知識がなければなりません。今回の書店の調査で読んだもののうち、聖徳太子についての記述がしっかりとしているものとして、上記の書籍をおすすめします。 

 

工作カウンターという枠組み

文科省の指導要領改訂の仕組みとは無関係の、外側の話ではありますが、工作活動に対する意識的なカウンターの仕組みを作るということも、できるのではないかと思います。これについては想像に過ぎませんので、構想を示すにとどめます。

 

青山繁晴氏の指摘:議員が入り込まないと動かない

虎ノ門ニュースで、青山さんご自身が一民間人として役人とかかわった場合と、国民の支持を得た国会議員との場合の影響力の違いについて言及されていました。

 

核となる議員活動がないと、こうはならないんですよ。

 

この指摘はとても重要だと思います。

 

そうであるからこそ、議員に働きかける人間がおり、議員としては、その人間がどういう意図で働きかけているのかを見抜く資質がなければならないということです。

 

さらに、私たちが議員を選ぶ際の基準として、能力や経験以上に、世界観や価値観をしっかりと見なければならないということも、これで示されたのではないかと、私は思います。

 

結語:学習指導要領に留まらない今回の教訓

 

ありとあらゆる領域で、今回のような工作が行われています。

 

そのことを当然の前提として情報を受け取ることで見えてくることがあります。このような視点を持つことが求められています。

 

それは、時にして不必要なほど過剰な猜疑心を生み出してしまいがちであり、だからこそ公には著名人等が指摘することは避けてきました。

 

しかし、上記のDHC虎ノ門ニュースの中で、これまで一貫してフェアな発言を行ってきた青山繁晴氏ですら、中国の工作活動が霞が関で大々的に行われている事を指摘しました。(もちろんこれもフェアな視点です)

 

私達に求められているのは、あくまでフェアな視点での対策です。特定の集団や個人を非難するために、上記の視点を持つことがすすめられるべきではありません。

 

あくまで私達の国を護るためという限度で、フェアな心持でいるよう、私は常に自分の心を振り返っていこうと思います。

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