事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

2018-01-01から1年間の記事一覧

韓国徴用工:日韓請求権協定の個人の請求権に関する河野太郎外務大臣の解説の解説

河野太郎外務大臣が、日韓請求権協定において「個人の請求権は消滅していない」ということの意味を詳細にかつ端的に説明しました。ただ、この話は一般国民、特に韓国側から「要求」される可能性のある企業の従業員・役員・株主の方々の認識が重要であるため…

韓国政府が慰安婦財団の解散:日韓合意の履行放棄か

韓国政府が慰安婦財団の解散を発表しました。日韓合意の事実上の破棄に向けた動きと思われます。

南京大虐殺の捏造と真実:日中歴史共同研究と政府見解

「南京大虐殺を日本政府が公式に認めた」これは嘘です。日中歴史共同研究の報告書と、日本政府の見解を確認します。

『日本国紀がWikipedia等のコピペで著作権違反疑惑』について:歴史的事実と剽窃

「百田尚樹の日本国紀が他人の文章のコピペであり著作権侵害である」という指摘がなされていますが、歴史的事実についての記述という側面が重要です。実は、著作権侵害ではないかとよく争われるのが歴史的事実に関する記述なのです。

『百田尚樹の日本国紀がWikipediaのクリエイティブコモンズライセンス違反で著作権フリー』というデマ

『百田尚樹の日本国紀はWikipediaが採用しているクリエイティブコモンズライセンスに違反しているから著作権フリーだ』このような怪情報がツイッターとはてなブックマークを中心に流れていますが明確にデマですのでお気を付け下さい。

日本国紀:関東大震災における朝鮮人被殺者数233人について

日本国紀で関東大震災の朝鮮人被殺者数に関する記述があります。233人という数字を出したことの意義は大きいです。過去の調査結果から具体的に指摘します。

日本語訳:防弾少年団(BTS)所属事務所が原爆Tシャツとナチス帽で「謝罪」

原爆Tシャツ着用とナチスファッションをしたことについて、ユダヤ系団体の"SimonWiesenthalCntr”(サイモン・ウィーゼンタールセンター)が非難していました。 Popular Korean Band Whose Japan Performance Was Cancelled For T-Shirt Mocking A-Bomb Victi…

日本国紀で百田尚樹の「男系」理解が誤っている?天皇の万世一系について

百田尚樹著の日本国紀において「天皇の皇統の理解が間違っている!」という指摘があるので確認しましょう。

韓非と法治主義:韓非子についての書籍の種類・選び方とおすすめ本

「韓非子」の書籍は単に訳者や訳された時代が違うということ以上にバリエーションが豊富です。期待したのと違うことになる可能性があります。世の中にある「韓非子本」の性質について分析したので,参考になればと思います。

検索結果に表示されない原因と解決方法:新タイプのGoogle Search Console機能

Fetch as Googleでページのクロールリクエストをしているにもかかわらず、タイトル全文検索をしても検索結果に表示されない。この場合に行うべき行動について、私が体験した例を紹介します。

百田尚樹の新刊「日本国紀」に参考文献が載っていない件について

百田尚樹氏の新刊「日本国紀」について。「参考文献が載っていない!」という声があります。

元朝日新聞植村隆の慰安婦捏造記事裁判:櫻井よしこ氏の全面勝訴と植村裁判を支える市民の会の発狂ぶり

慰安婦捏造報道に関わった植村隆の櫻井よしこ氏に対する訴訟の結果。植村の全面敗訴です。櫻井氏の意見陳述など、日本人必見です。

防弾少年団(BTS)の原爆Tシャツはなぜダメなのか?韓国の光復節の意味

韓国のアイドルグループ防弾少年団(BTS)のメンバーが「原爆Tシャツ」を来ていた件が問題となり、ミュージックステーションの出演中止にまで至っています。この件について何が問題かを正確に理解させない動きが見られたので整理していきます。

「北朝鮮人は2019年12月22日までに強制送還」について:国連安全保障理事会決議第2397号

「国連安保理決議で北朝鮮人は2019年12月22日までに強制送還される」このような言説がありますが、ちゃんと理解しましょう。調べた結果をまとめます。

元徴用工の韓国大法院判決に対する弁護士有志声明の誤魔化し

【元徴用工の韓国大法院判決に対する弁護士有志声明】と題する声明文が弁護士有志らによって発表されました。この声明文は誤魔化しが多いので指摘していきます。該当企業の社員の方は、この誘導に騙されないでいただきたい。

NHKがアレフ(元オウム真理教)に住民の取材音声URLを誤送信:思い出されるTBSビデオ問題

信じがたい事件が起きました。NHK札幌放送局のディレクターがアレフに対して、周辺住民のアレフに関するインタビュー音声ファイルが格納されたページのURLを誤送信していたということのです。

政府の海外邦人保護義務は人権問題?:安田純平の自己責任論と国家の統治権

「日本政府には海外邦人を保護する義務がある」 安田純平氏の例などにみられるテロリストによる拉致拘束の事案において、ここでいうところの「義務」について、誤解が生じています。結論から言えば、この場面では国家の統治権の話です。人権を守るために邦人…

立法府の長は誰か?安倍内閣総理大臣のミスを嗤うな

平成30年11月2日、衆議院予讃委員会で安倍内閣総理大臣が「私は立法府の長として」と発言し、直後に「行政府の長」と修正しました。あいかわらずメディアや野党が狂喜乱舞しています。

三権分立の意味と適用場面:毎日新聞高橋記者のミスを嗤うな

一記者のミスをあげつらってそれで終わり?三権分立の正しい理解を

安田純平は自作自演?「自作自演説」の名誉毀損訴訟リスク

「安田純平氏がテロ組織に拘束されたというのは自作自演ではないか?」このような論が一部で展開されています。しかし、現時点ではそういう主張に待ったをかけたい、というのがこの記事の趣旨です。

韓国徴用工大法院判決:外交保護権・訴権の消滅と個人請求権残存という解釈論

細かい解釈論はどもかく、最終的には、日本と韓国は、個人の請求権の話はお互いの国内問題として処理しましょう、個人間の請求権の問題は韓国政府が補償しましょうという合意がなされていたという事実の問題に収斂します。

韓国最高裁(大法院)の徴用工訴訟判決が「国際法違反」:過去の韓国政府の表明とも矛盾

韓国における徴用工訴訟判決で、新日本製鐵(現新日鉄住金)が敗訴しました。この判決は国際法違反であることが明らかですが、国際法とは何か?韓国政府の過去の態度と矛盾しているのではないか?このあたりを整理していきます。

月刊Hanada12月号の松浦大悟と小川榮太郎の対談:性的指向・性自認と性的嗜好

月刊Hanada2018年12月号は、休刊となった新潮45に取って代わったかのように性的マイノリティ政策についての論考がいくつも寄せられています。中でも松浦大悟・小川榮太郎の両氏が対談しているものは、性的マイノリティにまつわる議論の誤解が解ける…

連帯ユニオン(関西生コン)の戸田ひさよしからニュース女子を放送したローカル局への言論弾圧

連帯ユニオン近畿地方本部顧問の戸田ひさよし議員(大阪府門真市議会議員)からびわ湖放送、奈良テレビ放送に対してDHC製作のニュース女子を報道しないよう圧力が欠けられました。

安倍首相の所信表明演説で改憲議論の呼びかけが憲法違反?:自由法曹団のヤベー奴

10月24日、安倍晋三内閣総理大臣が所信表明演説を行い、改憲議論を呼び掛けた部分が「憲法違反である」と騒ぎ喚く輩が多数発生しています。特に「ヤベー奴」が私に絡んできたので紹介します。同時に自民党憲法草案についての誤解も指摘していきます

安田純平が韓国人を名乗った理由:「自己責任論ガー」が無視する憲法改正

安田純平氏が武装勢力による監禁から解放されました。 彼は「ウマルです。韓国人です。」と名乗りましたが、その理由は何だったのでしょうか?それは事実だったのでしょうか? 報道をどう理解するべきか。「自己責任論ガー」についても一言触れていきます。 …

【iOS12 safari】「以下のページは制限されているのでブラウズできません」の解決方法

「以下のページは制限されているのでブラウズできません」safariでこの画面が表示された場合に、iOS11までであればその画面からもアクセスできました。しかし、iOS12からは、それ以上アクセスできない仕様に変更になったようです。

Twitter検索結果から邪魔なツイートを消す方法

ツイッター検索をするとbot等が検索結果に引っかかって邪魔なときがあります。これはブロック・ミュートをしても、一時的にしか非表示にされません。邪魔なツイートを検索結果から消す方法をまとめます。

「余命大量懲戒請求」事案で初の判決:金竜介弁護士に33万円

余命三年時事日記というブログに影響されて弁護士に対して数百人が大量懲戒請求をした事案で、初の判決がありました。ただ、この場合は特殊な事例であり、他の被告に対する訴訟では異なるものになる可能性があることに注意です。

プリンセス駅伝の骨折事例について:「選手生命ガー!」は色んな人をバカにしている

プリンセス駅伝予選で選手が脛骨骨折をしながらも200mの距離を四つん這いで進み、襷を渡したことが賞賛と同時に物議を醸しています。「選手生命ガー!」はいろんな人を馬鹿にしていますよ。