事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

五野井郁夫ロシア大使館の岸信夫偽画像リツイートに「直ぐ連絡あれば削除できた」言い訳も削除「統一教会」持ち出す

【統一教会レッテル張りカルト】が生まれている。

五野井郁夫ロシア大使館の岸信夫偽画像リツイート削除

16日の0時52分に五野井郁夫 氏が岸信夫議員に関する在英ロシア大使館(英語運用)の偽画像ツイートを内容肯定で引用リツイートしていましたが、このツイートが16日12時過ぎに削除されました。

が、そのあとにも妙なツイートが続いています。

「直ぐにご連絡があれば早く削除できたものの長時間の放置は危機管理上、問題があるのでは」

魚拓

直ぐにご連絡があれば早く削除できたものの長時間の放置は危機管理上、問題があるのでは

8月16日の12時にはこのようなツイートをしましたが10分ほどで削除。

しかし、当の五野井氏のツイートは深夜0時台に行われていたものです。「深夜に国民を監視しろ」と言うのでしょうか?

それに、岸氏に対して、五野井氏のツイートをわざわざ見つけ出して指摘をしろ、と言えるような関係性ではないでしょう。どれだけ高圧的で偉そうなんでしょうか。

岸議員によるロシア大使館に対する指摘は当日午前7時16分なので、気づいてから比較的早く対応したと言えます。五野井氏に関するツイートも午前11時に為されていました。

そもそもあのロシア大使館のツイート内容をすべて真実だと思い込むことに少なくとも重過失があるのだから、話が通じる者と思うわけがありません。

また、「削除されたツイートを長時間放置」については、確かにツイート削除から数年後も削除されたツイート画像を掲載していたものについて削除命令が出たものはありますが、「逮捕から原審の口頭弁論終結時まで約8年が経過し…受けた刑の言渡しはその効力を失っており、本件各ツイートに転載された報道記事も既に削除されていることなど」が考慮された結果です。

五野井氏によるロシア大使館の捏造ツイートに関して現時点でそれを持ち出す合理性はまったく無い。

デマの拡散に対して、それを否定する発信をしても、誤情報に対する受け止めを払拭するには時間がかかるということは常識なので、削除されたツイートを掲出することには意義がある。

付言すると、五野井氏のツイートは岸氏に対する名誉毀損となる行為であるところ、損害・加害者を知った場合の不法行為による損害賠償請求権の消滅時効は【3年】です。

民法(不法行為による損害賠償請求権の消滅時効)
第七百二十四条 不法行為による損害賠償の請求権は、次に掲げる場合には、時効によって消滅する。
一 被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないとき

この間に損害賠償請求権を行使するかは岸氏の意思次第。

その間に当該削除されたツイートを掲出する行為についてまでもが不法行為が成立するとは到底思えない。

「統一教会」持ち出し言い訳「とくに他意はありません」⇒嘘つけ

魚拓

上掲ツイートがまずいと思ったのか削除されたあとに、こういうツイートが。

「意図的ではなくとくに他意はない」

「岸前大臣は日本に敵対的な思想を持つ旧統一教会に対して非常識にも妥協的な問題発言をされていたため、ロシアに対しても同様に妥協的発言をされたのかと思った」

こんな内容ですが、「統一教会」を必殺技にしてレッテル張りすればなんでも許されるという発想、謝罪の意思など微塵も感じない文面であるということは明らかです。過去の例からしても、意図的と評価されても仕方がない

論理的にも、「統一教会に対して妥協的」ということから「ロシアに対して妥協的」と言えるような繋がりはまったく無いので、支離滅裂。

統一教会レッテル張りカルト】が誕生しているのが見て取れます。

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