どんどん発言が過激化している…
鈴木宗男「喧嘩両成敗 原因を作ったウクライナも悪い」
ウクライナの状況が報道から知らされるが、一方的な断片的な偏った情報である。
「話し合いしか解決の道はない、話し合いをしっかりやれ」と声をかけてほしいものである。
日本には昔から「喧嘩両成敗」という言葉がある。先に手を出した方が悪いが、原因を作った方もそれなりの責任があるという判断である
鈴木宗男参議院議員がロシアによるウクライナ侵略に関して「喧嘩両成敗」という言葉を使い、「原因を作ったウクライナも悪い」という主張をしています。
とてもおかしな話です。
「喧嘩両成敗」の意味を捻じ曲げるロシア擁護
「喧嘩両成敗」の意味は、「喧嘩」をした者を双方罰するということ。
その趣旨は「復讐の連鎖の防止」であり、「喧嘩」という実力行使の【結果】を非難するものであって、その原因を作ったからという理由で非難するものではありません。
鈴木宗男は、言葉の意味を捻じ曲げてまでウクライナを非難しているという事です。
「ロシアは悪いがウクライナにも問題があった」というナラティブの拡散
SNS等でも「ロシアは悪いがウクライナにも問題があった」というナラティブの拡散が確認できます。
酷いものになると「プーチンはロシア国内右派を抑えてきたから戦争してこなかったのだ」「今回もプーチンだからこの程度で済んだのだ」というものも見つかる。
「両方の情報を見るべきだ」などと言いながらなぜかロシア側の発信しかシェアしていなかったり、「ゼレンスキー」についてまったくツイートしていないがプーチンに関してはその主張を紹介してるだけだとしてる風を装って拡散していたり。
2014年のクリミア侵略といいロシアの国際法違反は度重なっているにもかかわらず、こうした言説を言い出す者たちの目的は、何なんでしょうか?
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