事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。リンク切れに備えて魚拓を活用しています。

NHK広島のシュン=新井俊一郎氏の朝鮮人関係ツイートの問題点

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NHK広島のシュン=新井俊一郎氏の朝鮮人関係ツイートの問題点

NHK広島のシュンの謝罪について

リンク先のNHKのHPでは「必要に応じて注釈をつける、出典を明らかにするなどの対応を取」っていくことを述べていますが、この企画は1個人の感想がそのまま流されていると思われている面もあるため、客観的な資料によって裏付けのあるものなんだということを示すべき場合があるのではないかと思うのです。

帝国議会での第三国人、朝鮮人等の列車での暴状に関する答弁

戦後の帝国議会では、第三国人=朝鮮人・台湾人と、中国人らの不法行為・闇行為について何度も質疑が行われています。

ここではその中でも列車での暴状に関する答弁を抽出します。

第89回帝国議会 貴族院 予算委員会 第2号 昭和20年12月14日

○政府委員(小泉梧郎君) 朝鮮人の暴動の問題に付きまして、私から御答へ申上げたい思ひます、終戰當時に於きまして内地に居りました朝鮮人は、約九百萬餘り居つたのであります、其の中二十五萬は集團勞務者として計畫的に内地へ入れたものであります、終戰と同時に是等の朝鮮人の中に歸國を希望する者、内地に其の儘留りたい者、色色あつたのでございます、歸國を希望致しまする者に付きましては、當局と致しましては努めて其の希望に副ふやうに努力して參つたのであります、處が當時なかなか此の送還計畫が思ふやうに參らなかつた事情もございまして、今日迄朝鮮人を中心と致します集團的な暴行事件が十一月末頃迄に五十件以上に及んで居ります、又參加人員も一萬七、八千名に及んで居るやうな状況でございます、是が治安の上に非常に惡い影響を與へて居りますことは、私共と致しまして誠に遺憾に思つて居る次第でございます、此の原因は何かと申しますと、先程申上げましたやうに、當初に於きまする送還計畫が思ふやうに圓滑に參らなかつたと云ふことと、送還がうまく行かない爲と申しますか、歸國が思ふやうに出來ないことに關聯致しまして、或は退職金の問題であるとか、或は賃銀の問題であるとか、或は食糧の増配の問題、或は衣料品の増配の問題、或は從來の取扱者に對する反感、色々な問題が錯綜致しまして、各所に集團的な暴行事件が起つたやうな次第であります、大體是が十月を頂點と致しまして、十月迄に事件が多かつたのであります、其の後各種の待遇の問題であるとか或は食糧、衣料等の配給の問題に付きましても各種の措置を執りました、一方暴行致します者に對しましては、出來るだけ警察と致しまして、治安の立場から斷乎たる態度で臨むことに致しましたので、十月を頂點と致しまして、十一月になりますと、是等の暴行事件は急に減つて參りましたのであります、現在ではそれ等の事件は殆ど稀になつたと申上げても差支ないと考へるのであります

 

第90回帝国議会 衆議院 隠匿物資等緊急措置令(承諾を求める件)委員会 第3号 昭和21年7月5日

○大村國務大臣

 次に朝鮮人の闇行爲の問題でございますが、是は大體御尋ねになりましたやうなことの通りだと存じます、敗戰後御承知の如く朝鮮人、支那人等は、是は敗戰國人ではないのだ、寧ろ戰勝國人であると云ふことで、意氣大いに揚りますし、之に反しまして、我が國民は敗戰の苦杯を嘗めたのでありまして、其の間に精神力に於きまして非常な逕庭が起つて來た、さう云ふやうな所に食込みまして、多敵の朝鮮人の中には宜しからぬ者も相當あることでありますので、それが經濟上の利益と結付きまして、凡ゆる不正行爲をやると云ふやうなことに相成つたのであります、殊にそれ等が闇買出をやると云ふやうな次第で、列車の内に集團的に乘込んで參りまして、人もなげな、傍若無人の振舞をする、之に依りまして全國民は敗戰の悲哀と申しますか、洵に暗い氣持に追込まれたのであります、私は一月十五日に慥か内務次官を拜命致したのでありますが、朝鮮人の此のやうな暴状を取締りまして之をなくすると云ふことが、國民の鋭氣を取戻すと云ふ上に絶對必要なことと云ふやうに考へまして、此の點に付きまして些か努力を傾注致したのであります

第90回帝国議会 衆議院 会計法戦時特例廃止等に関する法律案委員会 第8号 昭和21年7月24日

○青木(清)委員 それでは今度は運輸省の關係に付て質疑を續けて行きたいと思ひます、現在の鐵道の運行其の他の亂脈状態を考へて見ますと、寧ろ私は戰爭中よりはひどいのぢやないかと思ひます、終戰後列車の「ガラス」戸が壞れると云ふ程にまで乘客の統制が取れなかつたと云ふことは、私は非常に遺憾と思ふのでありまして、是等の起つて居る現象其のものが、國民に對して一種不安の念を起す、又政府に對する不信の念を起す、其の源動力をなして居るものと考へるのであります、鐵道と致しまして、今後如何なる方法を以て是が改善を行ふ御豫定であるか、承りたいと思ひます

○伊能政府委員 省略

最前御指摘の交通秩序の維持、列車の混亂と云ふ問題に對して如何考へるか、今後の對策如何と云ふやうな御話もございましたが、此の點は獨り運輸省の力のみを以ちましては、中々困難でありまして、國民全體が輸送に御協力を願ふと共に、私共自身も國家國民の鐵道を、出來得る限りより良い状態に運營すると云ふことを心掛けて居ります、又一部朝鮮人、臺灣省民等の列車内に於ける各般の「トラブル」等に付きましても、政府と致しましては一般司法警察の外に、鐵道行政警察を強化致しまして、交通秩序の確保、正當旅客の乘車保護、竝に一般荷物輸送の安全、的確な輸送を確保して參りたいと云ふ決意を以て、著々準備を進めて居るやうな次第でございます

第90回帝国議会 衆議院 本会議 第30号 昭和21年8月17日

 

○國務大臣(大村清一君) 省略

 次に第三國人に依りまして、或は闇市場に於ける各種の好ましからざる行爲が頻々として行はれて居ること、或は列車の中に於ける暴状、不正乘車、是等見るに忍びざる行爲に付きましては、國民齊しく不快とせられ、又是が我が國の治安を攪亂する一つの重大な要素であると云ふ點に於きまして、多大の憂慮を寄せられて居りますことは、私共洵に恐縮に存じて居る所であります、幸ひにして列車の暴状に付きましても、數次の嚴重なる取締に依りまして、逐次改善を致して居ることは明かであります、此の點に付きましては更に鐵道警察力の整備と云ふやうなことも致しまして、列車内に於ける暴状は斷然之を根絶すると云ふ所まで、取締を強化する決心で居ります

第90回帝国議会 衆議院 臨時物資需給調整法案委員会 第10号 昭和21年9月23日

○平塚國務大臣 各驛に見る状況は今御質問の通りでありまして、洵に此の點は遺憾に存じて居つたのであります、どうしてあんなに混亂するのかと色々原因を探究して見ますると、終戰後朝鮮人、中國人などが、無切符で相當大量の者が乘込んで居つたと云ふ事實が發見されたのであります、勿論邦人でもあの混亂に紛れて、無切符で乘つた者が相當ありまして之を一番先に手を著けなければならぬ、それには或る程度やはり警察力を用ひなければならぬと云ふので、内務省等に應援を求めまして、移動警察官に車に乘つて貰つて、切符の嚴重なる調べを行つたのであります、其の結果無賃乘車は非常に減つて居ります、隨て混亂も多少緩和され、過去のやうに窓の出入も餘程緩和されたのでありますけれども、思ふ程に列車を運行出來ませぬ爲に混雜はまだ止みませぬ、併しながら是がどの程度に減つたかと云ふことは收入の點に明かに現はれて居ります、

第92回帝国議会 貴族院 本会議 第5号 昭和22年2月18日

○國務大臣(植原悦二郎君) 板谷君の御質問に御答へ致します、御質問の一つは朝鮮及び臺灣人に關することだと思ひます、一つは北海道開發廳に關する點であつたと承知致します、此の二點に付てお答へ致します、朝鮮臺灣其の他三國人のことについての御話がありましたが、現在朝鮮人は約六十萬、臺灣人は約一萬三千人程居ります、是等の歸還に關することは、厚生大臣の所管でございますから、厚生大臣から御答へして然るべきだと思います、私として御答へ致しますのは、内務省の所管として、是等の不法行爲に對する主として取締に付ての御尋だと了解して居ります、是等の六十萬人の朝鮮人、一萬三千人の臺灣人の中には、善良なる者も居ります、併し其の或者は多數集團して物資保管倉庫を襲ふとか、或は隱匿物資の摘發なりと稱して恐喝するとか、官公署又は物資配給所に對して聯合軍の名を藉りて莫大の配給物資を騙取するとか、或は又集團の威力を以て鐵道不正乘車を爲し、客車の一部を不法占領して、主食等の大量買付けを爲す等の行爲に出づる者が相當に上つて居ります、是等の惡質行爲の放任は國内治安の上から見ましても寒心に堪へないので、之に對して警察取締を強化致して居ります、又全國に互る鐵道關係の取締も引續き之を實行し、警察官を列車に乘り込ませて車内秩序の維持、列車利用に依る集團買出の取締等を目標に、嚴重なる取締を勵行し、相當の效果を收めて居るのであります、臺灣及び朝鮮人と雖も日本人同樣一切の日本法令に從ふ義務があり、其の法令適用に付きましては何等の例外を認めて居らないのであります、此の法令遵守の義務を強制し、之に罰則を科する取締竝に裁判權は、客年二月十九日附聯合軍總司令部より日本政府宛裁判管轄權の行使と題する覺書に依り、完全なる權限が我が方に認められて居るのであります、日本政府は朝鮮及び臺灣人に對しまして、法と秩序を維持する責任と義務とを固より感ずるのであります  

新井俊一郎氏の日記の朝鮮人関係ツイートの問題点

このように、帝国議会においても戦後2年ほどは朝鮮人を中心に台湾人、中国人らによって不法行為が多数発生しており、その中で列車における割込み、車両占領、器物損壊などがたびたび発生しているために取り締まりを強化する必要が語られるなど、「シュン」のツイートには客観的な整合性があるということがわかります。

上記は政府答弁を中心に起こしましたが、質疑における描写はさらに詳細かつ過激なものになっています。

新井俊一郎氏の日記の朝鮮人に関するツイートの問題点は、注釈としてこうした資料の提示がなかったために「アカウントの運用を担当している高校生の憶測で書いている」と思われたという点もあるのではないかと思うのです。

なお、21日の時点でNHKのHP上では「※ご本人の日記は、8月17日~27日まで空白です。8月15日~21日までのツイートは、後年ご本人が書かれた手記とインタビュー取材をもとに掲載しています。」とも書かれており、手記に書かれていないからといって「捏造だ」と指摘するのは筋違いなのですが、ツイートの方ではそのような注意書きは見つからず、こうした発信も改善点だろうと思います。

以上