事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

元TBS系列大森真『福島のファクトチェック準備したら現場を外された・「放射能なんか視聴率取れない」と』

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言葉が出ません。

元TBS系列大森真『福島のファクトチェック準備したら「放射能なんか視聴率取れない」と』

元TBS系列テレビマンの大森真氏が、福島の放射線に関するファクトチェックの番組の準備をしたら企画を潰されて現場を外され、「放射能なんか視聴率取れない」と言われたという曝露しています。

報道局長でも地方局だと裁量が無いのか…

風評加害をし続けるマスメディアと記者と活動家のスクラム

福島に対する風評加害をするマスメディアと記者と活動家。

最初はAERAの「放射能がくる」からでした。

フェミニストを隠れ蓑に政治運動をする連中に利用され。

フリーの記者までもが内外に発信。

メディア各社も正確な事実ではなくセンセーショナルな見出しを報じればそれで良いという態度。

外から記事を見ているだけでも辟易しますが、「現場」の絶望感はすさまじいものがあったのだなぁと。

元TBS系列テレビマンの大森真、自治体への転職後もマスメディアとの戦い

【あの日から7年】福島のリアルを伝え続けたテレビマンは、なぜ村職員になったのか? 「東京マスコミ」との戦いの果てに…

電話越しに注文が入る。

「あの、子供たちのマスクの絵はないんですか?マスクをつけて運動会をやっているのは異常ですよね。

この異常さこそニュースなんだから、マスクの絵をください。それがないとニュースじゃないでしょ。NHKはマスクの絵を流していますよ」

この一言に、大森さんは怒った。低学年の玉入れで、マスクをつけて競技をした場面があったことは事実である。

しかし、それは誤って落ちた玉を口に入れないようにと震災前からやっていたことだった。

震災前からやっていたマスクのどこがニュースなのか。

マスク=被ばく対策という文脈をつかって、福島で運動会をやることが「異常だ」と報じたいのか。それは事実に反している、という怒りだった。

これは新型コロナ禍の話ではありません。

「こどもたちが被曝対策のためにマスクをつけている」という絵が欲しいがために、その絵を要求する。しかも、その意図をまったく隠すことなく、正当な行為であるかのように。

こうした語られない現実がたくさんあるんだろうと思います。

メディアの加害によって作り出された「福島=放射能で危険」という風評。

政府と国民でなんとかアメリカの輸入規制撤廃まで漕ぎつけました。

大森さんは何度かメディアも自分も「もっと寄り添うことが必要だ」と言っていた。寄り添う、とはどういうことか。

《人の話をしっかり聞くこと、そして話してもらうことだって思うんだよ。

うちの村で話を聞いていて思うんだ。不安を感じた時、真っ先に不安に耳を傾けたのは「福島は危険だ」っていう人たちだったんだよね。

科学的におかしかろうが、なんだろうが耳を傾けた人は信頼されるよ。

自分たちは科学的に妥当性が高いことを報じようした。でも、明らかに出遅れてしまったんだと思う。問題はその後にもあった。

メディアでも、行政でも本当に話を聞いてきたのかなぁ。最大公約数の報道だけじゃなくて本当に人の話を聞いてきたのか。

今だって、もっと寄り添っていきたいって思うよ。もっともっと「うちの村」の人の話を聞いていきたんだよね。》

これは一面の真実を表していると思います。

同時に、【「福島は危険じゃないと言っている(福島の)人たち」の話を、誰か聞いてあげていただろうか?それを外に向かって発信していただろうか?】と思います。

もちろん、不十分ながらも小さいながらもそれは行われてきました。

徐々に発信が大きくなりました。もう一押しです。

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