テレビ局による情報操作はこうやって作られる。
TBSテレビあさチャン、医療従事者「新型コロナワクチン接種は実験台」を狙い撃ち取材
TBSテレビあさチャンによる新型コロナワクチン接種に関するツイートを狙い撃ち取材している様子。冒頭画像と含めて2月11日~13日にツイートした11アカウントに対して上記ツイートをしていました(最後の取材ツイートは午後10時4分。「接種」が「摂取」になってる)
このうち、積極的に接種希望と書いている者が3名、接種予定だが不安を示している者含め否定的な者が8名でした。
これらのアカウントは、「医療従事者」とツイート本文に書いてある者が9人(プロフィールに医療従事者と書いていない者も複数含む)、そうではない者が2人でした。
また、これらのアカウントでは、プロフィールに医療従事者と書いていても、匿名で所属が書いていなかったり、過去のツイートを遡ってみても医療従事者とみなすには疑わしい者も複数含まれていました。
では、これらは「接種に否定的な者への狙い撃ち」だったのでしょうか?
- 「医療従事者」を名乗っている者が上掲画像しかない
- 全体的に否定的な者が多かったのでその割合を考えて取材対象を決めた
こういう可能性が残っているからです。
結論:ワクチン接種に否定的なアカウントを狙い撃ち取材していた
結論から言うと、TBSあさチャンスタッフのアカウントは、ワクチン接種に否定的なアカウントを狙い撃ち取材していました。
2月13日午後(数が多すぎるので)に医療従事者である旨を宣言してワクチン接種に関するツイートをしている者を調べましたが(「医療従事者 接種」で検索)、内訳はワクチン接種を「積極」希望者が7人、希望と出したが不安とも書いている者も含めて非希望者が8人、中立で態度不鮮明が3人でした。積極希望者か否かは私の判断です。
こういう場合、「反対」の意見表明をする者は多く出現し(一般的な傾向のほか、今回は外国からのネガティブキャンペーンも存在するため)、「賛成」を敢えて宣言することは少ないという傾向を考えると、この割合は違和感ありません。
「ノルウェーで新型コロナワクチン接種の高齢者が死亡」報道とロシア・チャイナによるワクチン情報工作|Nathan(ねーさん)|note
TBSテレビあさチャンは過去にも医療関係者のワクチン接種について取材
TBSテレビあさチャンは過去にも2月5日、8、9日、に、医療関係者のワクチン接種について取材ツイートをしていました。
この際は割合としては積極接種希望者と、接種するが不安と答えた人を含む非希望者の割合が半々だったので、私は無視していました。
今回、あからさまな取材段階の偏りが見られたため、記事化しましたが、もともとこういう話は否定的な意見、不安視する意見の方が表に出てきやすい話であり、それ自体をもって何かの主張を補強するべきではないでしょう。
科学的な有効性・安全性については、既に治験結果があり、世界中で1億人が接種している中で論文も出ているのですから。
以上