公然の秘密でしたが…
Twitterキュレーションチーム全員解雇:トレンドの人力操作をしていた?
キュレーションチームは全員解雇。
— 星 暁雄 (ITと人権) (@AkioHoshi) 2022年11月5日
同チームはモーメントタブをキュレーションし、トレンドトピックのセクションをプログラムし、それらのトピックに関するコンテキストを提供し、ライブイベントも扱っていた。またプラットフォーム上の誤情報との戦いにも取り組んでいた。https://t.co/DBUFqqardF
Twitterキュレーションチームが全員解雇され、内情が発信されるように。
「トレンドトピックのセクションをプログラムし、それらのトピックに関するコンテキストを提供」としてますが、従前から「アルゴリズムによって決定され」とあります。
Twitterのトレンドについてのよくある質問 – トレンドのハッシュタグやトピック
「モーメントタブをキュレーション」というのは人力でやっていたということ。
もっとも、それは従前からある程度は公開されていました。
モーメントのキュレーションに関するTwitterのスタイルガイド | Twitterヘルプ
Twitterモーメントのガイドラインと方針 | Twitterヘルプ
ニュースフィード上に掲載されるようメディアがキュレーションチームに依頼をしていた
確かにTwitterのニュースフィードは更新されてない気がする。私たちメディアは自社記事のモーメントを作成→Twitterキュレーションチームに連絡→審査の上ピックされたりされなかったり、という手順を踏んできたのだけど、この作業はしばらくは意味を成さないのかな? https://t.co/tIQGO6Rbdc
— 竹下郁子 (@i_tkst) 2022年11月6日
「ニュースフィード上に掲載されるようメディアがTwitterキュレーションチームに掲載依頼をしていた」という話は、キュレーションチームに関するTwitter社のHPや他のページで見ることはありません。
もっとも、これは公然の秘密でした。
明らかにニュースフィードの欄は大手メディアで埋め尽くされていましたから。
何か特別の窓口があって優先処理される仕組みでもあったんでしょう。
そのため、特定のメディアの記事ばかりが表示されるようになった結果、それを嫌がる人も多くなり、以下のようなツールが開発されてたりしました。
ステルスマーケティング?PR表記が必要?
こうした動きがあるため、SNSでは「ステルスマーケティング!」「PR表記が必要!」といった声もあります。
ただ、これらは広告とは異なる扱いで、PR表記とかは不要と思われます。
他方で、積んだ金の差で採用されるされない・優先順位が決まっていたのか、それは無くて、審査制だったのか?という点がまずあります。
その上で、申請しても掲載されないメディアとそうでないメディアが恣意的に選択・決定されていたのか、という点は気になります。
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