事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

橋下徹,百田尚樹に「餌などもらってるわけないやろ、ボケッ!自分は小説をツイッターで告知して欲しいとかセコイことやっておいて」

橋下徹、百田尚樹にボケ!

橋下徹氏が百田尚樹に対してTwitterで応戦しています。

橋下徹,百田尚樹に「餌などもらってるわけないやろ、ボケッ!」

発端となったのは百田尚樹氏のこのツイート

これに対して橋下徹氏が「餌などもらってるわけないやろ、ボケッ!」と反論しています。

二階幹事長のような中国とのパイプのある憎まれ役が必要という発言に関して

百田尚樹氏が問題視しているのは、2020年7月26日のフジテレビ「日曜報道PRIME」における櫻井よしこ氏との対談において、橋下氏が「二階幹事長のような中国とのパイプのある憎まれ役が必要」という発言に関してです。

このツイートは字数制限もあって上記文言しか引用していませんが、上記ツイートの動画にもあるように続きがあります。

橋下 全部が全部、ああいうふうになってはいけないですよ。やはりアメリカと西側とタッグを組むってことを軸としながらでも、やはり中国との関係をああいうふうにパイプを太くする二階さんのような政治家が、たぶんね、いま次の世代にいないんじゃないかな。今の国政状況だったら中国と仲良くすると凄い批判受けるからたぶん言えないんですよ。

なお、この動画の前のシーンでは、「政治ですからずる賢くやらないといけない」とも言っていますし、アメリカのトランプ大統領が今後どうなるかわからない、日本の国力も考えるべきだ、という現実的な話もしています。

百田尚樹氏「自分の小説を橋下さんのTwitterで告知して」と乞食していたと暴露される

「自分の小説がマスメディアに取り上げられないから橋下さんのツイッターで告知して欲しいとかセコイことやっておいて、世間向けには威勢よく吠える。それで俺が餌をもらっただと?ふざけんじゃねえよ」

なんと、百田尚樹氏が宣伝乞食をしていたと暴露されました。

ところで、橋下徹氏の戦略とは何なのでしょうか?

橋下徹の香港国家安全法に関する対中戦略

橋下徹氏の対中戦略に関しては、橋下徹「これが一番効果的な中国批判の組み立て方」が詳しい。

先述の動画も香港に関しての話題でしたから、香港対象の国家安全法に関しての考え方を見るのが筋でしょう。

  1. 中英共同声明3条1号では、香港は中国憲法31条に基づき「中国の特別行政区になる」ことが定められている
  2. 香港基本法18条には、中国全体の法律は香港には原則適用されないが、基本法付属文書3に列挙した中国全体の法律は、香港の立法会を通さず(公布形式)に香港に適用することができるとも書いてある
  3. 香港基本法158条は「香港基本法の解釈権は中国全人代常務委員会にある」と定めてある
  4. 今回の香港版国家安全法は中国全体の法律として、香港基本法18条に基づき同法付属文書3に加えられ、香港に適用する形
  5. よって、中国全人代が、香港版国家安全法の導入を決定したことを批判するには、かなりの理屈を考えなければならない

この前提で以下のメッセ―ジを送るべきだとしています。

1、アヘン戦争によって香港がイギリスに奪われた経緯については、中国に同情する

2、一度奪われた領土を、軍事力の行使なく奪い返した中国の並々ならぬ努力、戦略、知略、胆力には敬意を表する

3、香港が中国の主権に服することは最大限尊重する

4、中国が香港版国家安全法の導入にあたり、国内ルールに基づいていることも尊重する

 

ただし以下の項目からはフェアの思考に基づく中国への有効な批判メッセージだとし、

5、国民が非暴力・非武力で政府に抗議をするのであれば、政府はそれを軍事力や武力・暴力で鎮圧するのは止めろ

6、あくまでも犯罪的な国民の行為についてのみ、警察的な措置を執り、司法手続きで対応せよ

7、警察的な措置、司法手続きについては、世界各国の標準をしっかりと参照せよ

こうしたロジックで批判せよ、と言っているわけです。

ま、私としては、沖縄を香港の相似形とするような記述のところは、沖縄にチャイナのや北朝鮮の工作員が入り込んで基地反対運動派を支援してるとしか思えない傍証があるので、賛同しかねますがね。

参考:連帯ユニオン関西地区生コン支部:北朝鮮と極左過激派と武健一と辻元清美

橋下徹「理論武装できてるか?」

橋下徹氏としては、「理論武装できてるか?」「戦う準備できてるか?」と言っているわけです。

それとて二階氏に対して肯定的な態度をとるのは果たしてどうか、という議論はあってしかるべきですが、国会議員など国家戦略に関わる者や公職者ではなく、現在は民間人の立場の者が言ってる話ですから、「政治の理解」としてどう評価するかですね。

以上