報道ステーションが「速報」として河野大臣が自身のパーティーで「私は雨男。わたくしが防衛大臣になってから台風が3つ」と発言したことを報じました。
非常に奇妙な現象です。
速報『河野大臣「私は雨男」、軽率だと批判を受ける可能性』
河野太郎
— LOVE (@tabunsaitosan) October 28, 2019
「私はよく地元で雨男と言われました」
富川「雨などで多くの方が亡くなっている訳ですから、その雨をどんな理由であれ笑いに変えるというのは間違ってると思います」 pic.twitter.com/OPbzXcJWgm
河野太郎防衛大臣が10月28日夜に行われた自身のパーティーにおいて、台風19号被害の対応活動について、自衛隊員をねぎらう話の中で出た発言だということがわかります。
これが軽率だと受け止める人が居ても、それはその人の感性なのでどうでもいいです。
問題は、報道ステーションが「今後、発言が軽率だとして批判を受ける可能性があります」などと報じたことです。
報ステは既に批判的だから速報にしたんでしょ?
富川悠太アナ「雨などで多くの方が亡くなっている訳ですから、その雨をどんな理由であれ笑いに変えるというのは間違ってると思います」
もう、自分らが批判してるじゃないですか。
それを「批判を受ける可能性があります」と言って「報道」している素振りを見せるのは、いったい何なんでしょうか?
こういうのを「茶番」「お為ごかし」と言います。
謎の「速報」
しかもなぜ「速報」する必要があったのでしょうか?
他に報じるべきことがある中で、ニュースバリューとしてほぼ無価値ものをどうして報道する必要があったのでしょうか?
10月29日10時の参議院外交防衛委員会や13時からの衆議院安全保障委員会で野党に批判させるため?
他社も報じると思ったから、自分のところが初出であるということにしたい?
翌日以降に報道する途もある中なぜ速報したのか、報ステの目的はよくわかりません。
なお、共同通信も21時23分の時点で発言部分だけを報道しています。
報道ステーションの自作自演
結局、報道ステーションが「問題視される可能性があります」と自作自演で焚きつけているという以外に言及する言葉がありません。
河野大臣の発言の是非は措いておくとしても、この「報道姿勢」はおかしいとして今後、批判を受ける可能性があります。
以上