小室圭文書を開いたら1ページ目で読む気を失くした(゜д゜)
(,,#゚Д゚):∴;'・,;`:ゴルァ!!
というあなたのために、文書の構造やどこを読めば良いかを示します。
小室圭文書全文・要旨・概要
https://static.tokyo-np.co.jp/pdf/article/be3a3b78d655997547c8ba44e242b2d2.pdf(魚拓)
令和3年(2021年)4月8日に公開された小室圭文書の全文のPDFファイルを掲載している媒体はいくつかありますが、とりあえず東京新聞のリンクを紹介します。
しかしこのファイル、文字検索ができないようになっており、まるで10年前のPDFに戻ったかのようです。
小室圭文書のHTML版
【全文】小室圭さん金銭問題の説明文書公表 | 皇室 | NHKニュース(魚拓)
ということで、小室圭文書はそのままでは検索性に乏しいのですが、NHKが本文と「脚注」だけの「全文」をHTMLで記事化しています。※「文書の概要」は不存在。
文字の行間や改行などはNHKがWEBページ用に手直ししており、非常に読みやすくなっています。ブログみたいな見せ方になっているのが分かります。
小室圭公表の文書要旨
「借金でなかったものが借金にされてしまう…」小室さん公表の文書要旨 - 産経ニュース
小室圭公表の文書「要旨」として複数媒体が掲載しているものがありますが、これ自体は小室圭 氏が公表したものではなく、各媒体が要約したもののようです。
かなり大胆に要素を削ったなという印象ですが、一応は要点を押さえてると思います。
とりあえずは産経新聞のものを紹介しておきます。
小室圭文書の構造
本文書の性格は、小室圭氏の母親の「元婚約者の方」との金銭トラブルについて説明するものです。ただ、その中には小室側(多くは小室母)の認識に過ぎないものも相当数含まれているので要注意です。
小室圭文書は大きく分けて3層構造です。
小室圭文書の全体像
- 文書の概要(1ページ~4ページ)
- 本文(1ページ~11ページ)※番号が振りなおされている。
- 「脚注」(12ページ~24ページ)
このうち「文書の概要」は読む価値無し(だからNHKも掲載しなかったんだろう)。
本文の中でも特に読むべき所とそうではない部分があります。
そして、何気に「脚注」が本番みたいな所があります。
本文よりも注の方がページ数が多い文章なんて見た事がありません。
追記:もしかしたらあったかもしれないが少なくともあまり見ない構成。
文書の概要
表題や作成年月日、文責者の表示(本文中にあるが)が無く、目次もありません。
11ページの本文に対して4ページの概要という時点で異常。
実質的には「脚注」も含めたまとめなのでしょうが、それでも24ページ中の4ページですから、意味を為していません。
『「元婚約者の方」との金銭トラブル』の主張の理解としては読む価値がありません。
本文
本文は大きく8つの項目に分かれています。
- 【はじめに】
- 【この文書を作成し公表することにした理由について】
- 【基本的な方針について】
- 【平成31年(2019年)1月22日に文書を公表した理由及び同文書の誤解されている点について】
- 【金銭トラブルと言われている事柄に対する私と母の認識について】
- 【元婚約者の方との話し合いについて(令和元年(2019年)5月~令和2年(2020年)11月)】
- 【11月30日に発売された週刊現代の記事について】
- 【おわりに】
このうち、「金銭トラブル」の中心的な話題は5と6です。
文量もこの2つに大きく割かれています。
ただ、5は小室サイドの認識について語っているので、「かたい事実」ではなく、モヤモヤする感じが否めません。
なので、6番を読むと良いと思います。この部分は弁護士の上芝氏の手によって整理された事実関係をベースに書かれている(と8【おわりに】で書かれている)ようなので、「一応は」ある程度信頼して読めると思われます。
4と7は「金銭トラブル」の主題としては副次的なもの(トラブルについて話し合いが行われている中で発生した新たな事情)なので、6・5を読んでからでもよいと思います。
もちろん、最初から順番に読んでも良いとは思いますが。
なお、1~3は「小室圭のお気持ち」と言ってしまえるので蛇足感があり、他の記述部分で語られていないものがあるかは疑問ですので最初は無視して良いと思います。
「脚注」
小室圭文書に合わせてかっこ付きで「脚注」と書いてきましたが…
これは脚注=footnoteではありません!
「注」(「後注」=endnote)や「注釈」ではあるとは言えますが。
本文と「脚注」で一体の文書として書かれており、「脚注」の方に重要な事実関係や認識があったりするので、主張を正確に理解したい人はこちらも読むべきでしょう。
本文と「脚注」を行ったり来たりするのは面倒だし理解の妨げになるので、ブラウザを2個開いて読むか、印刷したものとブラウザとで読むなど工夫が必要だと思います。
まとめ:小室圭文書は、読みづらい異質な文章
私は、このような類型の文章を読んだことがありません。
学生のレポート、訴状・準備書面・判決文(アメリカのものを含む)、司法試験等のための答案、研究論文、研究機関の報告書、学術書、教養書、ビジネス文書…などなど、どの文章にも見られない異質な構成でした。
「脚注」の使い方は学術書・教養書の「後注」のようなものとして良く見られますが、小室圭文書の「脚注」は、それ自体が本文とするべき内容がある上、「脚注」の中に本文中を参照させるものがあるなど、まともな書き方ではありません。
読みづらい異質な文章です。
敢えて意図的にやっているのではないかと疑ってしまいます。
これらを理解した上であなたの人生の時間を小室圭に捧げるか否かを判断しましょう。
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