Twitterフォロワー数33万人の町山智浩氏が「安倍総理が潰瘍性大腸炎発覚後3日連続焼肉」(だからといって何だというのだろうか?)と書かれた図がデマと分かってもツイート削除せず放置している問題について。
※この図のうち8月の焼肉部分は2014年の首相動静に基づいています。
町山智浩「安倍総理が潰瘍性大腸炎発覚後3日連続焼肉」を削除せず
安倍総理って『ドクターX』の医者みたいな食生活ですね。 pic.twitter.com/mJYN1kMi0r
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2020年9月1日
これ8月のデータだけ違う年の食事らしいです。すみません。
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2020年9月2日
町山智浩氏は、この図が間違いであるということに気づいた後も、当該ツイートを削除していません。9月3日午前10時30分を過ぎてもまだ残っています。
彼のツイートは最近実装された「返信制限」の機能が使われており、リプライで間違いを指摘することができませんから、後に彼のツイートが再拡散されても閲覧した者が誤りに気付かない可能性が高いものになっています。
Twitter社はそれを見越して「引用リツイート」と「単純リツイート」の表示を分け、引用リツイートの内容をワンクリックで辿れる機能を実装しましたが、現時点ではこの機能を知っている人は少ないです。
図を作成した本人は訂正
図を作成した本人は訂正済みで、間違いだと判明した後に何度も訂正ツイートをしていました。そして、このように町山氏の転載行為についても問題視しています。
削除しないとデマ情報の再拡散は止まらない
削除したからといってデマ情報の再拡散が止まるとは言えないのですが、少なくとも削除しなければ止まらないでしょう。実際に以下のような引用リツイートが現在も残っています。
持病の潰瘍性大腸炎が再発して国会の開催にも応じられないほど体調が悪化している時期に「三日連続で焼肉」って凄いよな。健康な人でも65歳を過ぎて毎日焼肉なんて厳しいのに、さすがは神羅万象担当大臣だ! https://t.co/y04Aisorgx
— きっこ (@kikko_no_blog) 2020年9月2日
町山氏が誤りに気付いた後でも、以下のような引用リツイートがなされています。
町山智浩はなぜツイートを削除しないのか?
町山氏の行動は口先だけで、自らのツイートによる誤情報拡散の責任を取っているとは言い難いものです。
町山氏はつい最近もリコール請求の署名簿が公報されるとの誤った情報をツイートしてますが、そちらは誤りと分かった後に削除しているのに、なぜ今回のはそのままなのでしょうか?
このように、町山氏はそういう人なので、間違いをしたこと自体はどうでもいいです。その後の対応が肝心です。
今回の事案は、Twitter社が返信制限機能を実装したことも相まって、誤情報の訂正の在り方や、情報の真偽の確かめ方について考えさせられるものであると言えるでしょう。
以上