事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

町山智浩「韓国の慰安婦訴訟判決は大統領が関与してない、裁判所が忖度してない証拠」

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町山智浩氏が正論を言っています。

町山智浩「韓国の慰安婦訴訟は大統領が関与してない、裁判所が忖度してない証拠」

「韓国の裁判所は大統領に忖度しない」

お、っそうだな。

韓国の裁判所が空気読まずに行政に介入したってことですよね。

司法が行政に介入した事案:ムンジェインは三権分立を守れ

以下などで当時から指摘してきましたが…

日韓請求権協定という条約を韓国の行政府が日本政府と合意したものを、司法判断が覆しているのですから、三権分立が大法院という司法によって侵されているのです。

行政判断の領域を犯された行政府=大統領府は、それを是正しなければなりません。

ムンジェインは三権分立を尊重すべきことを掲げるのであれば、行政府側の大統領が大法院の判決を「三権分立の侵害である」として正すべきなのです。

それは判決を変更することな可能で、韓国政府が債務引受をすれば足ります。

三権分立は単なる国家運営論:法規範ではない

三権分立はその国の内部の統治機構をどう構成するかの話ですから、法規範ではなく、国際法でもなんでもありません。

したがって、対外的な抗弁のために自国内の制度の三権分立を主張するというのは、主張自体失当です。

以上