事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

玉川徹「拡大PCR検査!」直後に日本病院会会長相澤「PCRやっても危ない」羽鳥慎一モーニングショー

羽鳥慎一モーニングショー玉川徹、拡大PCR

2020年1月7日の羽鳥慎一モーニングショーで面白い一幕が。

以下と合わせると楽しめるかもしれません。

羽鳥慎一モーニングショー玉川徹「拡大PCR検査!」

玉川 感染してる人と感染してない人の接触さえ減らせばいいんですね。だから、ずーっと僕はずーっと前から言ってますけど、感染してる人さえわかればいいでしょって話なんです。感染してる人さえわかればその人と感染してない人が接触して無ければいいんですから。だから、経済を止めない方法として拡大検査をやって、ということをずーっと僕は去年から言ってるんだけれども、そこには絶対踏み込まないんですよ。他の国はだいたいもう気づいてきてそうだってことになってるんですけれども。

まず、「経済を止めない方法としての拡大検査」って、玉川氏は「ずーっと」主張してましたっけ?そこから疑問です。

直後に面白い展開が

日本病院会会長相澤「PCRやっても危ない」

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羽鳥 相澤先生はどうお考えですか。

相澤 実はですね、私の病院でも12月の28日に患者さんがコロナ陽性だっていうのがわかったんです。その時点で職員全員のPCRをやりました。職員は陰性でした。ところが、この危ないからということで1月の5日にもう一度調べてみますと、その中から職員の感染者が2人見つかるという状況です。ですから、一度PCRをやったからそれで安心というわけにはいかないんです。このコロナウイルスの一番大変なことは症状が出ないんです。出ない人が移すんですだからPCRをやっても危ない。ということが前提にないと、このコロナウイルスの拡大を止めるのは非常に難しいということだけは言いたいと思います。

 

日本病院会会長相澤孝夫氏は、PCRをやっても危ない、と明確に指摘

「新型コロナの検査結果は陰性の証明にはならない」ということです。

陰性だからといって「安全」ではないし、「安心」もできるようなものではない。

これこそ昨年の2月下旬くらいには常識になっていました。

さて、これだけ真正面から言われても言葉尻を捉えて「1回なら意味無いが複数回なら…」という方向に話が持っていかれるところがモーニングショークオリティ。

「複数回検査をやれば~」論の誤謬

羽鳥 範囲、エリアや物理的な問題もあるでしょうけれども、やはり今先生がおっしゃったのは、1回でなくて複数回やらなければこれはなかなか難しいのではないかと

玉川 大事なのはやっぱり精度じゃなくて頻度だと思っていて、頻度が取れるんであればPCRじゃなくてもいいというふうな研究の結果も出てますので、とにかく頻繁に検査をするということによって経済のダメージを防ぐという手はまだ残っていると僕は思います。

頻繁に検査をすればいい、と言っていますが、検査をしたところで安心しないのですから何回検査しても同じです。むしろ検査のための制度作りや実施に際するコストや労力のために経済的に疲労し、将来的なサンクコストになるのがミエミエです

今でこそPCR検査は無料ですが(クリニックが独自にやってるものは除く)、国民全員がPCR検査を頻繁にやるとなればまず費用が掛かります。その原資は税金です。財源が無くなります。

それを避けるための簡易PCRが主張されますが、精度は下がる。お金はかかる。簡易PCR検査キットを購入するお金すら惜しい人は検査をしない。だから国民全員検査は不可能。結果、「すり抜け」は起こる。

で、大量に検査をしていても大量に感染者と死者を出してる国はいくらでもあるという厳然たる事実がこの1年で積みあがっている。

「研究の結果」が出てると言いますが、その研究が素晴らしいものなら多くの国が実践して抑え込みに成功しているはずですよね?

「論文が出た」と言ってもその内容が理解できなければ有害。ただの毒電波や印象操作みたいな「論文」が、新型コロナ禍において散々出てきたのを忘れてはいけません。

以上