6月8日の参議院本会議において、徳永エリ議員が「朝鮮学校を補正予算の対象にするように」と発言していました。
- 徳永エリ議員「朝鮮学校が補正予算の対象外、安倍総理は人種差別」
- 法務省が告示で定める日本語教育機関と朝鮮学校
- 徳永エリ議員のFacebookでも「安倍政権の政策は差別」
- さいたま市のマスク配布方針への難癖を思い出す
- 朝鮮学校と「各種学校」の区分けの関係
- 「差別」「ヘイト」の主張は既得権・特権の創設の隠れ蓑
徳永エリ議員「朝鮮学校が補正予算の対象外、安倍総理は人種差別」
この時期に朝鮮大学校に支援しろと言う国会議員に反対と思う方はRT#DOJ
— FUKUDA MAKOTO #DOJ #チームDOJ (@8ueBd6tf29iYRpZ) 2020年6月8日
横田滋さんが無念の死を迎えた翌日に国会では徳永エリ議員のこの発言😭
とても国民民主党とは思えない…
そりゃ玉木代表が時々良い事言っても無理だ…#国民国家の為の政治を取戻そう pic.twitter.com/z29QgU1ahS
徳永エリ議員が「朝鮮学校が補正予算の対象外、安倍総理は人種差別」と言い、またしても差別の問題にすり替えようとしています。
法務省が告示で定める日本語教育機関と朝鮮学校
徳永議員は「日本語教育機関には『学びの継続のための学生支援緊急給付金』が支給されるのに…」と言っていますが、朝鮮学校はこの日本語教育機関に当たらないというだけです。
朝鮮学校と同じ「各種学校」の区分けに属するだけの施設には同じく支給されません。
高等学校等就学支援金制度の対象として指定した外国人学校等の一覧:文部科学省
学びの継続のための学生支援緊急給付金:法務省が告示で定める日本語教育機関
上記二つのリンクを比べれば、各種学校で「学生支援緊急給付金」が支給されていないところはいくつもあるということが分かるでしょう。
各種学校は、学習塾なども含まれる分類です。
徳永エリ議員のFacebookでも「安倍政権の政策は差別」
徳永 エリ - 第二次補正予算、困窮学生等に対する支援、芸術文化・スポーツ活動への緊急総合支援。しかし、自立して生活を... | Facebook(魚拓)
徳永エリ議員の主張は5月30日のFacebookでも見ることができます。
さいたま市のマスク配布方針への難癖を思い出す
さいたま市のマスク配布方針と新型コロナウイルス対策会議:準看護学校も対象外
「朝鮮学校だけが差別されている!」と騒ぎ立てたのは、さいたま市の施設に対するマスク配布方針が思い出されます。
リソースに制約がある中で児童に対する政策の優先順位をつけていったら対象外になっただけであり、准看護学校も配布対象外になっている中で、朝鮮学校(幼稚部と初級部が併設されている)が対象外になることは、「不適切」かもしれませんが、「差別」の問題ではないでしょう。
朝鮮学校と「各種学校」の区分けの関係
誤解がありますが、朝鮮学校が無償化対象外となったのは各種学校だからではありません。各種学校の分類であっても補助金が支給されている学校はあるからです。
そうではなく、朝鮮学校は北朝鮮政府の影響下にある【朝鮮総連】の不当な支配を受けているから対象外になっているのです。要するに反社会的組織との繋がりを絶てよ、といっているだけです。
子どもらは日本の普通学校に通うことは何ら禁止されていないのですから、学ぶ権利の侵害などというものは存在しませんし、「民族教育を受ける権利」などというものはおよそ存在しません。妄想によって朝鮮総連側が特権を作り出そうとしているだけです。
「差別」「ヘイト」の主張は既得権・特権の創設の隠れ蓑
残念ながら、「差別」「ヘイト」の主張は既得権・特権の創設の隠れ蓑としれ利用されていることが非常に多いと言わざるを得ません。
北朝鮮・韓国関係ではその割合が跳ね上がります。
法的に誤った主張であるという事実認識が広まるべきです。
以上