事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

波物語の運営会社office keef代表取締役の富永基煥こと鄭基煥と感染症対策の根源的問題

新型コロナの感染対策の約束を無視して開催されたイベント「波物語」。

調べるといろいろ出てきますが、根源的な問題について。

波物語の運営会社office keef代表取締役の富永基煥こと鄭基煥

波物語の富永基煥こと鄭基煥と朝鮮学校

波物語の運営会社office keefの代表取締役は富永基煥という表記ですが…

彼のFacebookを見ると"Kifan Tei"、"NAMIMONOGATARI organizer"とあり、鄭基煥というのが本名のようで、愛知朝鮮中高級学校の出身だということが分かります。
Twitterアカウントは「鄭基煥」の名前で@Kifan_namiとなっています。

富永基煥こと鄭基煥

新型コロナ対策として「光触媒コーティング」抗菌加工を販売施工

波物語運営の富永基煥こと鄭基煥と丸昌産業

office keefのHPでは、新型コロナ対策として「光触媒コーティング」抗菌加工を販売施工している旨も紹介しています。

リンク先⇒https://archive.is/jtN63に飛ぶと、最下部に運営会社として栃木県佐野市の丸昌産業株式会社のHPに遷移します。代表者も別の名前で別会社のようです。

これ、企業イメージ的に大丈夫なんでしょうか?

常滑市長抗議「過去もトラブルの絶えない」「市民の努力を愚弄する悪質なイベント」

音楽フェス「波物語」が開催された常滑市の市長である伊藤たつや氏は抗議文に「2016年から2019年まで、りんくうビーチで開催されていました。その際にもトラブルの絶えないイベントでしたので」とあり、「前科」があったようです。

今回は、単に密になったとか観客の動きが制御できなかったとかいう話ではなく、酒類販売をしていたり最初からマスク無しの者の参加もあったりして、運営が意図的に約束違反をした」ということ以上の何物でもなく、「新型コロナ禍でのイベント規制の是非」などという話になり得ません。

経済産業省のコンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金交付決定も取消しか

愛知の野外音楽イベント、補助金取り消しも | 共同通信

さらには波物語は経済産業省のコンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金を利用申請していたが、補助金交付決定が取消しになるかもしれません。

感染症対策の根源的問題:日本社会に責任を持たない者の行動をどう規制するか

さて、今回の話は新型コロナ禍の当初から危惧されていた【日本社会に責任を持たない者による感染拡大行動をどう規制するか】という問題が浮き彫りになったと言えます。

場面を異にするところでは「新型コロナ感染が疑われる者に対する検査強制ができない」というものがありました。北海道の札幌市役所に詰めかけた「ノーマスク運動」者に応対した職員が新型コロナに感染したが、運動参加者は検査を拒否しました。

今回の波物語も、デルタ株が流行している中、ワクチン接種が参加要件に組み込まれていないなどの問題がありますが、これを求める根拠(強制でなくともよい)が薄いという問題は、医療従事者に対するワクチン接種までもが任意であると厚生労働省が強調までしたことにも遠因があると考えます。あり得ません。

さらに、愛知県の大村知事は新型インフル特措法45条2項の要請すらしていない。

※追記:45条2項の要請は出していました。しかし、「酒類提供」については法的根拠の無い「働きかけ」にとどまっていました。

愛知県でこういうイベントが起きたの、遡って考えれば、2019年のあいちトリエンナーレでも「約束違反」の展示(事前の資料に無い展示が為されていた)があったが、それについて何らお咎めなしだったという大村知事の対応が遠因になってるのでは?

ありていに言えば、完全に舐められているんじゃないでしょか?

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