この指とめよう
浜田敬子「立入禁止エリア侵入を問題視する同業者にショック」
国公立大学という公的な組織で起きた学内の不祥事を取材しようとギリギリまで努力をした記者と、私人逮捕した大学職員。そもそも立ち入り禁止通告も、取材をさせまいとする意図を感じる。https://t.co/stRauLvRgD
— 浜田敬子 (@hamakoto) 2021年6月28日
さらにショックだったのは、立入禁止エリアに入ったことを問題視する同業者たちの存在。相手が取材するな、ここから入るなと言えば、それに従うことを当たり前と感じる記者たち。こうやってどんどん相手の思う壺になっていく。
— 浜田敬子 (@hamakoto) 2021年6月28日
サンデーモーニングやAERAなどでおなじみの浜田敬子が「さらにショックだったのは、立入禁止エリアに入ったことを問題視する同業者たちの存在」などとツイート。
規範の壁を乗り越えネット(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎な精神ですね。
「公的な場所だから入らせろ」という詭弁
「相手が取材するな、ここから入るなと言えば、それに従うことを当たり前と感じる記者」という主張について、百歩譲って記者としての行動にとって必要な心構えを説いているとしても、それは「発見されたら問題視される」という感覚とセットになっているべき。
何ら法律上・倫理道徳上の問題は無い、などという態度は、ただの特権意識。
憲法14条の精神に反する特権階級としての報道機関・記者という立場の創設。
お茶の水女子大学も国立大学だが、そこにも自由に立ち入らせろ、とでもいうのだろうか?変質者からどうやって女学生を守るんでしょうか?
霞が関の官庁庁舎も税金によって建てられ運用されていますが、「公的な場所だから入らせろ」と言うのでしょうか?スパイ天国じゃないですか(実際、スパイ天国のようなセキュリティのガバガバさがあった)。
東京オリンピックの国立競技場も国費が投入されているから記者は自由に入らせろ、とでも言うのでしょうか?記者に扮したテロリストが居たらどうするんでしょうか?
こんな特権意識があるから雲仙普賢岳火砕流の際に避難勧告の区域内に報道関係者が立ち入っていたんでしょう。そのころからなにも変わっていない。
雲仙普賢岳火砕流の際に避難勧告の区域内での違法行為
雲仙・普賢岳火砕流事件における報道関係者らの犯罪行為の隠蔽について|Nathan(ねーさん)|note
過熱報道で「市民を殺した」悔やむ元記者 雲仙・普賢岳噴火から30年 | 47NEWS
大火砕流は結果的に、避難勧告の区域内で止まった。犠牲になった消防団員たちは一度は退避したが、一部の報道関係者が無人の民家の電源を無断使用する事件があり、見回りのために戻っていた。つまり、報道各社が市の要請に従っていれば、犠牲になることはなかったのだ。「マスコミが住民を殺した」との批判に返す言葉はなかった。
ー中略ー
中尾さんは「勧告区域内に立ち入るのは、ジャーナリストとして当然の権利だ」と考えていたという。むしろ、「報道の自由を当局が規制しようというのか」と反発さえ感じていた。
雲仙普賢岳火砕流の際に、報道関係者が何をやっていたか。
避難していたと思われる無人の民家の電源を無断使用する事件。
そのせいで消防団員が見回りのために避難勧告区域に戻らざるを得なかった。
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