竹田恒泰氏が「大村知事は親指知事と呼ぶにふさわしい」とツイートしました。
関連して公人によるTwitter上のブロックについて考えを書いていきます。
竹田恒泰氏「大村知事は辞めさせないといけない」
やっぱり大村知事は辞めさせないといけない。リコール希望。他人の意見に耳を傾けない輩は首長には向かない。一夜にして千人以上をブロックしたことを私は忘れない。一晩中親指を駆使したのだろう。「親指知事」と呼ぶにふさわしい。何とケツの穴の小さい男か。
— 竹田恒泰 (@takenoma) 2020年5月31日
竹田恒泰氏が「大村知事は辞めさせないといけない」と明言。
短期間でのブロック数の多さに対して「親指知事」と言及しました。
大村知事については高須クリニック院長の高須克弥氏がリコール運動の旗振り役になるようです。
天皇陛下の御真影に火をつけて踏みにじる作品や、僕たちを守って散った英霊の皆さんを侮辱する作品展を愛知県の血税を使って行う大村知事は愛知県の恥です。そんな人を選んだ我々愛知県民も恥ずかしいです。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2020年5月22日
大村知事は我々に恥をかかせています。
大村知事をリコールします。ご協力お願いいたします。
「親指知事」大村愛知県知事のアカウントブロックについて
大村知事に限らず、河野太郎氏やトランプ大統領など、公人の運用するTwitterアカウントが一般人をブロックすることの是非について議論があります。
アメリカではブロックが違憲であるという判決が出てるくらいです。
私は違憲でも違法でもなんでもないと思います。権利侵害が無い。
よく「災害情報もツイートしているのに県民・国民をブロックするのはおかしい」という論がありますが、ブロックされてもツイートを見る方法はいくらでもあるのです。
Twitterアカウントは自由に作成可能なわけです。あるアカウントがブロックされたなら、別のアカウントを作って覗けばいいわけです。サブアカウントの作成自体はTwitterは禁止していません。
また、ログアウト状態でも閲覧のみであれば可能です。
ツイートはインターネット上に公開されているからです。
情報が必要であればそれを拾いに行けばいい。
ブロックされてそのアカウントで相手のツイートを見れなくなったという不利益はTwitterサービス上のものであって、実体的権利が制限されたとかいう話ではない。
親指知事も人間である、ただし先行ブロックは別
僕もこの政治家はブロックするな論がいっこうに理解できません。政治家をなにか特殊な生き物か、あるいは生物としてすらみてないサンドバックか何かと同値しているのでしょうね。醜悪な発想だと思ってます。 https://t.co/FtHNhM17Uz
— 田中秀臣 (@hidetomitanaka) 2020年5月9日
公人であろうが一人の人間なわけで、Twitterサービスをサービス利用規約の範囲内で利用する権利は当然あるわけです。それを禁止されていると解することは一人の人間の権利を否定するに等しい。
ただし、【まったく絡みが無いのに先行してブロック】する行為については、法的な非難とまではいかないまでも、素朴な価値判断の次元で非難に値すると私は考えています。
そういう連中は一般国民に情報提供・その立場の者として見解を伝える目的ではなく、批判を許さずに自分(達)の思想を伝播させる事だけがTwitter利用の目的だと認定する他ないからです。
- 現実で相手の主張が分かっているからTwitterアカウントは先行してブロック
- 直接の絡みはあるがそれ自体は批判的ではなく、他の独立したツイートから批判的な立場(誹謗中傷ではない)であることが分かるためブロック
これらもどうかと思います。特に表現の自由界隈の人たちがやってるとなればなおさらです。私も何人かの弁護士に2番のブロックをされていますが、要するに表現の自由市場論を信じていないのでしょう。
なお、私はエロ画を恒常的に掲載しているアカウントや他人の動物動画を集めて流してるだけのアカウントは目に入り次第無条件でブロックしています。
以上