事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

イベルメクチンが有効とする論文、また捏造疑惑

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また捏造疑惑

イベルメクチンが有効とする論文、また捏造疑惑

ヘルス・ナード氏がとあるイベルメクチンゴリ押し論文が捏造されている疑惑があると指摘しています。

イベルメクチンゴリ押し派の言う「インドのウッタルプラデーシュ」

「イベルメクチンを宣伝する人々は、「しかし、ウッタルプラデーシュはどうですか!」と言い続けます。この分析が全く酷いもので完全に間違っていたということが無かったかのように。」

ウッタルプラデーシュというのはインドの一地方州であり、どうやらイベルメクチンゴリ押し界隈で「イベルメクチンを使用したから感染が抑えられている地域である」という言説が拡散されているようです。

そんなことはなくて普通に他の地方と似たような拡散をしているし、感染が収まったのはその州のワクチン接種率が突出して高い(50%を超えている)からだよ、ということをヘルス・ナード氏はスレッドで述べています。

それに、今年になって、インド政府はイベルメクチンを新型コロナ対策の推奨項目から外しました。効果があるなら絶対にこういうことはしないでしょう。

イベルメクチンゴリ押し派の北里大学の花木氏の論文紹介内容が虚偽

日本国内のイベルメクチンゴリ押し派の筆頭である北里大学の花木秀明氏による、イベルメクチンの新型コロナへの有効性があるとする論文の紹介内容が虚偽だということは何度も書いてます。

他方、北里大学が行っている治験は現在第Ⅱ相の治験での結果が芳しくなく、終了していません。にもかかわらず第Ⅲ相試験に向けて世論を作り出そうとしてるのですから、あまりにも不誠実です。

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