事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

共同通信鎮目記者「それは一般に失敗と言いま~す♪」と誘導尋問と捨て台詞:JAXAのH3ロケット打ち上げ中止で開発責任者「異常を検知したら止まるシステムが機能」

異常(記者)を検知

JAXAのH3ロケット打ち上げ中止で開発責任者が記者会見

2月17日に予定されていた「H3」ロケット初号機の打ち上げが中止されたことについて、JAXA=宇宙航空研究開発機構の開発責任者が会見を開きました。

そこで信じがたい光景がありました。

「失敗では?」誘導尋問に「異常を検知したら止まるシステムが機能」

共同通信の鎮目宰司(しずめさいじ)記者の質問は「意図しない中断ということは失敗では?」という誘導尋問でした。

岡田匡史(おかだまさし) JAXA H3プロジェクトチームプロダクトマネージャは大要、「こういう事はたまにあるが失敗と言ったことは無い。ある種の異常を検知したら止まる設計のシステムが機能して健全に止まっている状況。失敗とは言い難い」と応答。

成功・失敗をどのように定義するのかによって表現の仕方は様々あり得ると思います。

ここでの問題は、そこではありません。

共同通信鎮目記者「それは一般に失敗と言いま~す♪」と捨て台詞

共同通信鎮目記者は最後に「それは一般に失敗と言いま~す♪ありがとうございま~す」などと捨て台詞を吐いていました。

この会見の記者との質疑応答では、先にNHKの堀川雄太郎記者が「これは中止であって失敗ではないということか」と質問をしており、JAXA岡田氏は「打ち上げにおいてはカウントダウンシーケンスの中で止まったものについては打ち上げ中止というふうに我々は捉えています。」と回答していました。

あくまでこの種の世界の用語法では、という意味であり、その限度でしか答えようがないものです。これをJAXA側に対して「一般用語で表現しろ」と強要するのは筋違いでしょう。

他方で、今回の事象を見た者が「失敗」と表現するとしてもそこまで違和感は無いでしょう。何を目的に設定した場合に成功や失敗と表現するかという話ですから。

共同通信の鎮目記者の問題は、まるで一般用語で表現するのが絶対的に正しいという前提のもと、記者会見の質疑応答の席において捨て台詞を吐いたという異常な言動があった、というものです。失敗と表現するのが適切か否かという問題ではありません。

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どうも共同通信の記事には事実ではなく社の独自の見解を広めて読者の認識を操作してやろうと考えているとしか思えないようなものがあります。

重要な事項を無視して伝えるということもしばしば

そういえば、ネット上で問題視されている者の現在の所属が共同通信ではないか?とも言われていますね。

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