朝日新聞が飛ばし記事による事実関係を誤認させる記事を書きました。
韓国最高裁長官の車に火炎瓶 70代の男、訴訟に不満か:朝日新聞デジタル
現在は修正されていますが、未だに読者に誤解を誘導させる構成になっています。
どういうものだったのかみていきましょう。
韓国大法院長官への火炎瓶投擲は徴用工判決が関係?
上記は11月27日の11時頃にUPされた朝日新聞の記事です。
UPされて間もなく魚拓が採られていました。
タイトルには「元徴用工裁判で混乱続く」という断定調の文言があります。
※徴用工という用語も間違いで、本来は「朝鮮人戦時労働者」です。
しかし
現在の記事は当初のものからタイトルが修正され、内容が一部追加されています。
こちらは現在のものです。
タイトルに「70代の男、訴訟に不満か」という文言に変わっています。
また、「韓国メディアによれば、男性は自身が関与した訴訟結果に不満を持ち、数カ月前から大法院近くで抗議活動を続けていたという。」という一文が追加されています。
「数か月前から」ということは、徴用工に関する判決は無関係だろうという推認が強く働くということになります。
中央日報は火炎瓶投擲をどう報じているか
他方、韓国メディアの中央日報は火炎瓶投擲事件を詳細に報じています。
大要、ナム容疑者(74)が、自分の経営する農場で豚の飼料を作成し、販売認証を得ようとしたが不適合とされたことを不服として訴訟提起していたが、大法院で敗訴した恨みがあったということが報じられています。
徴用工訴訟、全く関係ありませんね。
容疑者の年齢からも戦前の徴用工とは無関係だということがわかるでしょうし、韓国人らしき名前なので、「徴用工判決に怒ったため」という関係を連想することもありません。
ということで、朝日新聞のタイトルは壮大な事実誤認でした。
しかし、記事には修正した旨の記載がありません。
朝日新聞が徴用工判決と強引に結びつけ、誘導している
ここで、現在の朝日新聞の記事をもう一度見てみましょう。魚拓はこちら。
修正後であるにもかかわらず、男の名まえと年齢、訴訟の内容は書いていません。
「男が火炎瓶を大法院長に投げつけた」という事実から、なぜか徴用工判決と関連付けようとしているということです。そして、詳細な事実関係が分かった後も、読者にそう思わせようと誘導しているということが分かります。
男の名まえすら表示しないという点からは、何やら「日本人や新日鉄側の者が不満に思ってやったのではないか?」という可能性を読者に想起させたいのではないかと訝しむ者も居るのではないでしょうか?
記事の後半には「徴用工」判決にまつわる韓国政府の動きを載せて居ます。
「読者に想像させる」クオリティが高いペーパーですね。
そういう手法は毎日のように行われています。以下がその典型例です。
それにしても、何でもないふつうの訴訟の結果ですら火炎瓶を投げつける韓国人の民度っていったいどうなっているのでしょうか?
そういえば、日本でも「火炎瓶」というワードにやたら心躍っている輩が居ますが、何やら関連性を感じざるを得ません。
火炎瓶の火がナム容疑者の体にも火がついた
韓国最高裁長官の車に火炎瓶投げた理由…「豚の飼料のため…」中央日報
火炎瓶についた火が乗用車のタイヤに移り、ナム容疑者の体にも火がついた
身から出た錆ならぬ身から出た火でしょうか………
南無
以上