マスメディアの圧縮マンによる言い訳が続いています。
- 朝日新聞フォトグラファー「圧縮マン」福留庸友、望遠レンズは印象操作だと認める
- 発端となる朝日新聞の望遠レンズ圧縮写真記事
- 人通りが少なくても望遠レンズで
- 圧縮効果の体感と説明
- 過去のマスメディアの印象操作写真記事
朝日新聞フォトグラファー「圧縮マン」福留庸友、望遠レンズは印象操作だと認める
蜜に見える望遠写真の反論として出てくる広角レンズの写真だって逆印象操作だからね。当然同じ場所で同じ時間に撮っても使うレンズで印象は変わる。50ミリだって写す瞬間さえ選べば蜜も閑散も作れる。大事なのはレンズの長さじゃない。何を伝えるか。急に変わらない通勤の現状は伝える価値がある 続
— 福留庸友 (@photofdm) 2021年1月10日
写真はウソをつく。簡単に印象を操作できる。だから撮り手は蜜に見えたり少しすいていたりと印象の違う写真を、目で見た状況や人の話・データを加え客観性を増した記事に合わせ出稿する。逆に広角で撮影した写真を載せると絶対にこういう人が出てくる。「いや私も現場にいたけどもっと人多かったよ」
— 福留庸友 (@photofdm) 2021年1月10日
要するに朝日新聞フォトグラファーである福留庸友 氏が望遠レンズは印象操作だと認めたわけです。
同じ条件で撮影した定点観測写真を複数枚載せればOKでは?
発端となる朝日新聞の望遠レンズ圧縮写真記事
2度目の #緊急事態宣言 が出てから一夜明けた8日朝、品川駅前で #通勤 風景を取材。
— 西畑志朗 Shiro Nishihata📷 (@NSHT_46) 2021年1月8日
記事の通り、ほぼ変わっていない印象。いきなりテレワークは難しいので、変わるとしたら週明けかなと思います。
宣言から一夜、通勤風景ほぼ変わらず 遠い出勤7割減 https://t.co/7lipPOMO5L #新型コロナウイルス pic.twitter.com/ptKJxzMXas
望遠レンズで撮影するのは、通行される方の邪魔にならないように背後が柱の場所まで下がり、離れて撮影するためです。当該の場所では、近くに寄って撮影すると歩行の邪魔になるので、ほとんどのカメラマンが望遠で撮影しています。
— 西畑志朗 Shiro Nishihata📷 (@NSHT_46) 2021年1月8日
2021年1月上旬に「望遠レンズの圧縮効果」がTwitter上で騒がれる発端となったのは、朝日新聞の望遠レンズ圧縮写真記事を朝日新聞映像報道部のカメラマンがシェアしたことから。最初に圧縮マンと呼ばれたのはこちら。
へー望遠レンズの圧縮効果、マスコミの中の人の見解ってこうなんだ。
— 松本ときひろ 弁護士 品川区議会議員 (@matsumoto_toki) 2021年1月8日
写真はいずれも前回の緊急事態宣言時。朝日ではありませんが、どちらも大手マスコミ。 https://t.co/j9adc3rGd7 pic.twitter.com/jfEbso1O2a
人通りが少なくても望遠レンズで
武蔵小山パルム商店街。かれこれ30分、混雑状況という「いい映像」を撮るためか、悪戦苦闘を続けるマスコミがこちらです。 pic.twitter.com/9zrgiyg8sU
— 松本ときひろ 弁護士 品川区議会議員 (@matsumoto_toki) 2020年4月29日
結局、人通りが少なくても望遠レンズで印象操作される例があるだろうと(この例では朝日だとは言っていない。)。東京都の戸越銀座商店街も、2020年4月の緊急事態宣言前後に同様の手法で撮影された画像が報道に使われてましたね。
「日本誇張の会」と呼んだ方が良いのでは?、とツイートする人も見られました。
圧縮効果の体感と説明
買い物行ったついでに圧縮マンごっこしてきた
— みかんChan (@mikan_TDF_MCZ) 2021年1月9日
1枚目:24mm
2枚目:50mm
3枚目:240mm
4枚目:384mm(240mmの1.6倍クロップ)
概ね同じ場所(不二家の幟を目安)が起点になるよう位置を調整
すべて絞りf8で撮影
やはり400mm近くになるとさすがの圧縮効果ですね♪
(実際の見た目は2枚目の50mmが近い) pic.twitter.com/tQI8MxE1DX
実際に多様なレンズの焦点距離で同じ場所を撮影した投稿。
望遠レンズの効果。
— 言迷水/暗黒通信団ブロンズ戦闘員【公式】 (@nazomizusouti) 2021年1月6日
レンズを変えるだけで「密」に見えるのは面白いデスね。 pic.twitter.com/06qTlyWVW0
こちらはCGによって、望遠レンズで撮った際の見た目と実際の群衆間の距離について説明した動画。
これからの情報リテラシーにはこうした知識が標準装備されていくのかと。
過去のマスメディアの印象操作写真記事
ネット上で「望遠レンズの圧縮効果」が広く認識されだしたのは東京新聞の「米軍ヘリがベイブリッジに接近」記事の写真と記事内容が批判されてからだと思われます。
米軍ヘリ、ベイブリッジに低空接近 市民団体が撮影 真横飛行「危険だ」
— 東京新聞政治部 (@tokyoseijibu) 2017年8月23日
この写真を見て、危ないと思わない人はいないのではないでしょうか。あらためて米軍は、すぐそこにあるということを感じさせられますhttps://t.co/e2NFwXZkjm pic.twitter.com/6AeaImmc8B
米軍ヘリ、ベイブリッジに低空接近 市民団体が撮影 真横飛行「危険だ」2017年8月23日 07時06分
東京新聞「米軍ヘリがベイブリッジに接近」 批判への対応から浮かぶネット軽視
あ、同条件の定点観測写真を載せろと言ってもフジテレビバイキングのように「時系列詐欺」される危険もあるのか。
以上