百田尚樹が「新型コロナワクチンの副作用の方が怖い」と発言。
- 百田尚樹「新型コロナワクチンの副作用の方が怖い・予防効果95%と言ってよいの?」虎ノ門ニュースで
- 新型コロナワクチンの予防効果95%の意味
- ※追記:その後「感染予防効果」も実証されました
- 新型コロナワクチン(ファイザー・モデルナ)の副作用=副反応について
百田尚樹「新型コロナワクチンの副作用の方が怖い・予防効果95%と言ってよいの?」虎ノ門ニュースで
百田尚樹 氏が1月26日の虎ノ門ニュースで以下発言。
百田 まあ今ワクチンがね、いよいよ実施されるということで、じゃあどういう風に実施されるのかと。まず最初は医療関係者が打つということですね。あるいは…だからどういう順番で打っていくかとか。これも私の友達の医療関係者がおって、うちは強制的に打たされるので私は打ちたくないんだーと言ってるのがいて、結構ややこしいんですが、ワクチンについては私先週も紹介しました。今回打たれるワクチンはですね、ファイザー社のワクチンですが、こういうデータがあります。これ先週も言ったんですが、ワクチンを接種した2万人あまりのうち、2回目の接種ってのは7日目以降に新型コロナウイルスに感染したこれ海外のデータですけども、8人だったのに対し、偽薬、つまりニセモノの薬つうのですね、プラセボ効果だと思いますが、偽薬と呼ばれる偽のワクチンを接種した2万人あまりでは感染したやつは162人に上ったと。で、結局この計算はもうですね、予防効果95%って言っているんですね。ほんでね、ちょっと私書いてみました。これね、見えますかね、2万人あまりのうち実際7日以降いうことなんですが、偽薬、つまり、本当の薬じゃなかった人は162人感染したと、その7日以降にね。で、ワクチンを打った人は8人感染したと。で、これで予防効果95%だというんですが、これね、まるでワクチンを打ったら95%がかからないみたいな感じするんですね、ところがね、ある人に言われて、僕はこういう計算方法は本当苦手なんでね、こういうのは統計学の先生に教えて欲しいねんけど、こういう人がいたんでこういう意見を言っておきましょう。そもそも2万人あまりで偽薬が162人感染したということは、感染率は0.81%なんです。それで、ワクチンを打った場合は8人しか感染しなかった。この場合は感染率は0.04%なんです。ということはね、感染率が0.77%だけ減っただけと、いうことにもなるんです。つまり元々ね、打とうが打つまいが感染率は0.81%しかないんです。打ったらそれが0.04%になるというだけでね。これが果たして「効果が95%」、まあ計算方法で言うと95%かわからないんですけど、実際にはね、たとえば東京はですね昨日は600人感染したというんですね。で、東京は1300万人居るんですよ。これね、1日2万人に1人くらいなんですよ(笑)感染するのが(笑)ほんでね、2万人に1人感染するのにワクチン打ったらどれほど効果があるのかということもあるんですね。
江崎 だから一生懸命日本政府としてこれどうみたらいいのかということで、もう専門家の人たちが徹底的に審議会で議論をしていくっていう話だと思いますよねこれね。
百田 これは本当にわからない。たとえばね今でも東京で2万人に1人しか感染しない。しかも感染しても症状が出ない人が大半ですよね。陽性言うだけで。いまでも1日2万人…2万人ちょっとか…2万何千人しか感染しないのをそれがもう全員2万にワクチン打ったら、今度副作用の方が怖いんですよね。
居島 むしろそちらの方がね
百田 そうそう。そうだから、そういうところもしっかり。だからそうなってくるとね。これ病院関係者、医療関係者なんかで「いや私は強制で打ちたくない」いう人も居っても不思議じゃないですよね。だから本当に私もね細かいこういう計算方法とか分かりませんけども、だからそのへんのデータがもっとしっかり出して説明してくれないと、だから僕みたいなアホにも分かるように説明をしてくれないかなと思うんですよね。
居島 私は個人的には厚生労働省は早くアビガンを承認してくれないかなと、いつまでもお預けなんですかね。アビガンの承認のところでいつまでお預けなんですかね…
百田 そうなんですよね。世界の国がアビガンが有効性があるとハッキリ言ってるのに、そういうことをやらないでね、こういうファイザー社の薬をやるとかね
居島 なんで手持ちの武器を活かすことをしないのかな
百田 ファイザー社いうのは有名なのはバイアグラ…
なんですかこれは?
論文内容の説明も間違ってるし、言っていることもめちゃくちゃです。
新型コロナワクチンの予防効果95%の意味
効果は? 安全性は? 新型コロナワクチンについて知っておきたいこと Q&Aで医師が解説(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース
ちなみにワクチンの予防効果90%とは、「90%の人には有効で、10%の人には効かない」 または「接種した人の 90%は罹らないが、10%の人は罹る」という意味ではありません。
「ワクチンを接種しなかった人の発症率よりも接種した人の発率のほうが90%少なかった」という意味であり、言い換えると「発症リスクが、10分の1になる」とも言えます。
では「ワクチンで90%以上の予防効果」というのは、他のワクチンと比べてどうなのでしょうか。
例えば、最も効果が高いワクチンの一つとしては麻疹ワクチンが挙げられ、予防効果は95%と言われています。
一方、インフルエンザのワクチンは、シーズンによっても異なりますが、一般的には50%程度の予防効果です。
新型コロナウイルス感染症はウイルス性呼吸器感染症であることから、一部では新型コロナワクチンもインフルエンザワクチンの予防効果に近いのではないかという予想もされており、ワクチンの承認をする機関である米国食品医薬品局(FDA)は予防効果50%以上を承認の基準にしていましたが、これを大きく上回る予防効果が示されたことになります。
すでに人口の2割がワクチンを1回接種したというイスラエルでは、接種から7日以内に感染が確認されたのが4484人、8日から14日以内が3186人だったのに対し、15日から22日経過した人では、感染者数は353人だったとのことですので、1回の接種でもある程度の効果は見込めるようです。
「予防効果」とは、「感染しない率」ではなく、「発症リスク」つまり発症予防効果を指しています。
新型コロナワクチン、「感染予防効果なし」は誤り。ワクチンの効果、副反応について専門家に聞きました
そもそもワクチンに感染予防効果を期待することはできるのだろうか。
峰医師は以下のように語る。
ー中略ー
「今回の新型コロナウイルスワクチンも、先行している2つのmRNAワクチンでは95%程度の感染予防効果が示されています。この数字は非常に高いと言えます。重症化予防効果も臨床試験結果踏まえると『ある』といえるでしょう。感染予防効果については(無症候者感染者を全部は拾い上げられないこともあり)厳密にはわからないところもありますが、動物実験などの結果を踏まえると、『あると考えてよい』と思います」
2つのmRNAワクチンの効果を検証するために行われた臨床研究では、発症予防効果はいずれも90%を超えている。
これは、ワクチンを打っていない人の発症率に比べ、ワクチンを打った人の発症率が90%以上減ったということを意味する。
この結果を踏まえると、発症予防効果は高いと推定される。
記事中の「2つのmRNAワクチンでは95%程度の感染予防効果」については「発症予防効果」の間違いであり、以下訂正の意向があります。
あ、そう、発症予防効果だ👶そこ直してもらわないと#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/NAJNEIFuyo pic.twitter.com/wM8mE4czev
— 峰 宗太郎 (@minesoh) 2021年1月25日
※追記:その後「感染予防効果」も実証されました
新型コロナワクチンの感染予防効果のエビデンスhttps://t.co/2tzVnWFCfZ pic.twitter.com/yT8MNhonCi
— EARLのコロナツイート (@EARL_COVID19_tw) 2021年6月24日
「感染予防効果」についても、その後、実証されています。
完全に間違っています。
— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) 2021年6月26日
ワクチンは基本的に感染予防の為のツールです。
麻疹、風疹、水痘、ムンプス、日本脳炎、HPV等々、ほぼ100%近く感染自体を防ぎます。
新型コロナワクチンも90%程度、感染自体を予防します。
重症化防御がメインのワクチンの方が稀で、インフルワクチンとBCGぐらいですね。 https://t.co/69MZjuMMQ6
毎年大流行していたインフルエンザワクチンに「感染予防効果」がなかったから「ワクチンは感染予防効果は無い」という印象が刷り込まれていただけで、世の中のワクチンの多くは感染自体を防ぐということです。
新型コロナワクチン(ファイザー・モデルナ)の副作用=副反応について
モデルナ社は100万回あたり2.5回の頻度でアナフィラキシー(※アナフィラキシーショックではない)、ファイザー社は100万回あたり11.1回の頻度です。
季節性インフルエンザワクチンは100万回あたり1.3回。
基本的な抗生物質であるペニシリン系抗生物質は少なくとも100万回あたり100回。
その他は上記記事参照。
以上