事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。リンク切れに備えて魚拓を活用しています。

Abemaプライム出演予定の上昌広医師がキャンセル逃亡!?上念氏の質問攻め回避か

3月11日のAbemaプライム出演予定だった上昌広医師が出演キャンセルしたとの情報を、同番組に出演して上医師に質問をする予定だった上念司氏が明らかにしました。

予定していた上昌広医師への詰問内容質問内容

上記ツイートのリプライに夥しい数の「ガチの質問」がありました。

そうしたものも含めて、上念氏は改めて詰問内容質問内容を紹介しました。

※注:この論文は数理モデルを用いた計算結果を示したものです。検疫による隔離によって感染患者を2307人減らしたことと、2月3日に全員下船させれば潜伏期間の感染者は76人にできたが、2月19までの場合は246人となったことの両方を示しています。「検疫のせいで患者が増えた」とは書いてません。論文内では政策評価はしていません。

COVID-19 outbreak on the Diamond Princess cruise ship: estimating the epidemic potential and effectiveness of public health countermeasures | Journal of Travel Medicine | Oxford Academic

たくさん検査をしている国が医療崩壊していることを無視

韓国は感染力がそれほどでもないが致命率35%のMERSのための対策を周到に準備してきましたが、それを比較的感染力の強い新型コロナウイルスに対しても愚直に行った結果、大邱の病院では他の疾患の患者が治療できずに死亡したりと医療崩壊していました。

ただ、1週間ほど前に軌道修正して軽症患者は入院させないなどした結果なのか、感染者数の増加速度は以下を見ると日本に近づいているように見えます。

検査をしないと治療ができない?

「検査をしないと治療ができない」は言葉のあやのような気がしますが、そのまま受け取るとそれは誤りであるということは他の医師も指摘しています。

イタリアについてクルーズ船の対応含めて絶賛していた

「イタリアを絶賛」とは以下の記事です。

(4ページ目)新型肺炎174人の集団感染「クルーズ船3700人隔離は正しかったのか」――医師の見解は? | 文春オンライン

イタリア政府の対応は日本とは全く違った。2名の感染者について処置をした後、12時間で乗客は解放された。

 なぜ、イタリアと日本はこんなに違うのだろう。私は経験の差だと思う。

イタリアは60歳代以上の患者をトリアージせざるを得ない状況になっており、医療崩壊しています。

日本のダイヤモンドプリンセス号のクルーズ船対応については先述の論文もあるように、一定の効果があったということはどこも認めています。

アメリカCDCも「あまり効果的ではなかったかもしれない」という論調でしたが、結局はグランドプリンセス号では全員下船という手段は取らず(収容施設が不足しているとして取れず)、戦力分散の方式をとっています。

医療電話相談などは医師法20条違反?

医師法

第二十条 医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方せヽ んヽを交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。但し、診療中の患者が受診後二十四時間以内に死亡した場合に交付する死亡診断書については、この限りでない。

最後の質問については、自費の健康相談なので違反には当たらないようです。

オンライン診療と医師法20条

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kaikaku/dai7/siryou6.pdf

医師法第20条等における「診察」とは、問診、視診、触診、聴診その他手段の如何を問わないが、現代医学から見て、疾病に対して一応の診断を下し得る程度のものをいう。したがって、直接の対面診療による場合と同等ではないにしてもこれに代替し得る程度の患者の心身の状況に関する有用な情報が得られる場合には、遠隔診療を行うことは直ちに医師法第20条等に抵触するものではない。

電話相談だけで新型コロナ感染であると判断できるわけはないので、そういうことはしないでしょう。

我々も熱中症であるかどうかを一応の基準を参考にして判断して病院に行くかどうかを決めることがありますが、それは医療診断を下しているわけではありません。それと同様のことをやっているのでしょう。

まとめ:上昌広医師がキャンセル逃亡か

現在までに上昌広医師側からなんらの反応も無いのでキャンセルしたのかわかってませんが、そうであれば明らかな逃亡であり、ますます信憑性が揺らぐことでしょう。

上念氏はリスケジュール希望ということでしたが、応じるのでしょうか?

以上