12日に行われた韓国への輸出規制をめぐる日韓の事務レベルの会合について、経済産業省は韓国側の発表に対して反論をする異例の記者会見を行いました。
ホワイト国除外決定的:韓国が事務説明会の発言内容も捏造
韓国主張に経産省が反論会見 「撤回求める明確な発言なし」 - FNN.jpプライムオンライン
輸出規制「韓国側から撤回求める発言なし」 経産省会見 | NHKニュース
発言をまとめると
- 12日、日本側「撤回の要請はなかった」
- 13日、韓国側の担当者「『納得も理解もできない』と強く反論した」「日本の措置に遺憾を表明し、現状の回復と撤回も要請した」
- 13日、日本側「再度、会議録を確認したが、撤回を求めたという明確な発言はなかった」「韓国側の発言は、会合のあと双方で確認した対外的な発表内容を超えるもの」
世耕です。
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) July 14, 2019
「言った言わない」にならないよう、事前と冒頭に「説明会」であることを確認・合意し、説明会終了前には一定の時間をかけて「ブリーフライン」も合意した上で、課長が記者説明しています。
輸出規制 日韓の隔たり大きく 来月にも輸出優遇 除外か | NHKニュース https://t.co/KtuOBZhUfc
経済産業省の反論テキスト
本日の一部報道(韓国政府担当課長による記者説明)について (METI/経済産業省)
1.「きのうは4時間以上、韓国側の立場と主張を伝えた。問題解決のための協議と呼ぶのがよりふさわしい」との点について
本会合は、7月1日に発表した「大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて」の具体的な措置の内容の事務的説明を韓国側の要請に基づいて行ったものです。本会合は見直しの内容を事務的に説明するための場であり、輸出管理当局間の協議の場ではないことを事前に韓国側と合意した上で開催しました。
さらには、冒頭から面談の位置づけだけで30分も議論し、その位置づけを確認して開始しました。
2.「日本の措置に遺憾を表明した。原状の回復と撤回も要請した」との点について
韓国側からは「遺憾の表明、原状の回復と撤回の要請」ではなく、「問題解決」の要請があり、日本側からは、本件は協議するような「問題」ではないため、今回は事実関係の説明を行う旨回答しました。3.「今月24日までに再び両国の当局者間の会合を開くことを改めて求めた」との点について
昨日の会合においては、十分に丁寧な説明を行ったところですが、更なる質問があれば、電子メール等でやりとりすることを先方との間で確認しています。
技術的な内容について口頭でやる意味はそれほどなく、正確な表現が必要なので、メール等の文章でコミュニケーションを取るというのは当然だと思います。
メールであれば証拠も確実に残りますからね。
なぜ韓国は捏造をするのか
日テレNewsが1週間の期限を設けて公開している深層Newsの番組で、元国連パネル委員の古川氏とイヨンチェ教授が討論?をしているものがあります。
これを聞くと、イヨンチェ教授が事実と異なる内容を敢えて繰り返し発言し、話題を逸らしているのが分かります。それが彼の仕事なんでしょう。
レーダー照射問題のときからそうですが、韓国は政府レベルでは到底通用しない言説を世界中に振り撒いています。だからこそ「反論動画」を8ヶ国に翻訳したと言えます。
問題はメディアです。
世界中にあるメディアには反日思想を持つものがおり、彼らに韓国側に有利な記事を書かせようとしているのでしょう。実際に明らかに公平ではない記事を英語メディアで見ることがあります。
特に韓国メディアは日本のメディアや有識者の発言をチェックしていますが、都合の良いものを取り上げて「日本政府の主張」と混同させて報じる例もあります。今回で言えば、FNNの報道内容を日本政府の主張と勘違いしているようなそぶりがイヨンチェ教授の発言からにじみ出ています。
メディアや識者が日本政府の主張を批判するのは良いのですが、それが更に韓国側に都合よく取り上げられているということを自覚するべきでしょう。
以上