日経新聞の記事で誤解が広まっているようです。
緊急事態宣言前の日経新聞記事「朝の山手線、乗客35%減どまり」
朝の山手線、乗客35%減どまり 接触8割減に現状遠く :日本経済新聞(魚拓)
出勤しちゃうんだ
— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) 2020年4月7日
朝の山手線、乗客35%減どまり 接触8割減に現状遠く :日本経済新聞 https://t.co/DpD4VG7nnq
緊急事態宣言が発令されましたが、三密を避けようにも、通勤しなければならない方は相応に多いようです。今後の更なる企業対応が臨まれます。https://t.co/zwgWv9Zu5Z
— 市川雄一郎@毎日投資情報解説ツイッター配信!/投資家/(次回4/14セミナー開催) (@ichikawa_toushi) 2020年4月7日
オンラインで仕事できる人って大企業でしょ。緊急事態宣言は「お願い」レベルでしたから。
— 島崎よう子 (@sorakaze_yoko) 2020年4月8日
朝の山手線、乗客35%減どまり 接触8割減に現状遠く:日本経済新聞 https://t.co/WF9sSJ2KXF
このように今朝(4月8日)の乗客を見ていると理解する者が続出しています。
実際はそういう記事ではありません。
通勤者を比較しようがない4月7日の記事
この記事ですが、投稿時間を見ると分かるように「2020/4/7 22:37 (2020/4/8 5:28更新)」となっています。
よって、「朝の山手線、乗客35%減どまり」というのは、緊急事態宣言前と4月8日朝の時間帯の乗客の数を比べたものではありません。
以下の指摘もあります。
これ登録して全文読まないと「いつといつを比較した話なのか」が書いてなくて「今朝の話」に誤読して緊急事態宣言意味ないと言ってる人がめちゃくちゃいる(実際は2月上旬と4月上旬の比較で、宣言前のデータ)
— fumiyas (@fumiyas) 2020年4月7日
朝の山手線、乗客35%減どまり 接触8割減に現状遠く: 日本経済新聞 https://t.co/8PxCvevqzY
なぜか8日5時台に更新されているが
朝の山手線、乗客35%減どまり 接触8割減に現状遠く:日本経済新聞 https://t.co/4smAUXzHgA
— 天笠雅春 (@mamagasa) 2020年4月7日
8日の午前4時台にシェアされたこのツイートですが、「朝の山手線、乗客35%減どまり 接触8割減に現状遠く」というタイトルはそのままなので、「今朝の通勤状況と緊急事態宣言前のものであると誤認させようとするために更新した」という線は薄そうです。記事内容は変わっている可能性はあります。
しかし
安倍晋三首相が強調した「接触8割減」は、新型コロナ感染者数の予測を数理モデルで解析している北海道大学の西浦博教授がはじいた数字。実現には抜本的な外出抑制が必要です。#新型コロナウイルス #新型肺炎 #COVID19https://t.co/3VG0eiIHzs
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2020年4月7日
8日の9時前にツイートしているんですが、このタイミングでのこのタイトルのシェアは今朝の数字と誤認する人が多そうです(実際に誤認している人が多い)。
なお、紙面ではどうなっているのか知りませんが、見出しだけで勘違いする人は多そうです。
以上