事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。リンク切れに備えて魚拓を活用しています。

大阪市スマホ・ゲーム利用条例化の真偽:総合教育会議での松井市長の発言

大阪市:スマホ・ゲーム条例化

大阪市でスマホ・ゲーム利用が条例化されるのでは?という報道がありました。

これは総合教育会議での発言だったため、その議事録公開が望まれていましたが、動画公開がされました。

大阪市総合教育会議が公開

動画は2つあります。

 

その2の動画の6分くらいに関連する発言があります。

松井市長の発言は29分くらいから、36分くらいまで関連した話が続きます。

スマホ・ゲーム利用条例化の真偽:松井市長はなんと言ったか

松井市長 こういう機会なんでね。中学校の校長先生、小学校の校長先生から不登校の問題の原因の1つ、これ大きな原因なのかなということで、スマホ・ゲーム、これがもういつのまにやら朝までやってるということが確実に不登校の原因の大きな要素というのが現場の校長先生からそういうのが出てきて、それが原因だと分かっているのなら、どうするんやろなということなんですよね。最近はこら大阪以外ではスマホ使う時間を制限しようかなんていうルールを定めようというのもあるけど、そこのところで現場としてルールとして定めていく方が指導しやすいのかどうかとか、ちょっと現場の声を教えてもらいたいと思うんですけど。

(委員発言)ーーースマホゲームを使用するきっかけ等ーーー

(委員発言)ーーースマホゲーム対策に関する内容ーーー

松井市長 効果は出てるわけですか?(委員 効果は出ている…)検証しましょうよ、それやってるんなら。効果がきちっと出てるということであればちょっとね、教育委員会でちょっと中身検討してもらって、とにかく本当ね、朝方までやってるのは良くないなと、こらやっぱり…(委員:そうですね、脳に影響があると言われていますからね)それは何とかこう条例なりなんなりねぇ、そういうことでちょっとやっぱり夜何時までとかね、ちょっと何て言うかな儀礼的なものになるかもしれないけどね、そういうルールを作ったよーっていうのが大事なのかもしれないですね

まとめ:「条例」を先に出したのは松井市長だが

総合教育会議の場においては、条例化の検討をにおわせる発言は松井市長から出てきた話であり、出席委員から提案したものではありませんでした。出席委員は独自のルールを作って実施した結果を話していました。

したがって、15日の教育総合会議を受けて報道した産経新聞の記事には、誇張は無いなと感じます。少なくとも「フェイクニュース」とは言えません。

しかし、この話を持ち出したのは従前から校長先生からスマホゲームについての問題が指摘されていたと話していましたし、翌日の1月16日の定例記者会見では事実検証を指示した上での話であるということで、慎重な言い回しをしていました。

以上