菅義偉公式HPのプロフィール欄から「集団就職」の語が変更されていました。
菅義偉公式HP「集団就職」
菅義偉公式HP すが義偉物語の魚拓(2019年4月16日時点)
2019年までの菅義偉公式HPでは、「集団就職」で上京したと明記されています。
現在は「家出同然で上京」
プロフィール すが義偉物語/内閣官房長官・衆議院議員 菅(すが)義偉
現在のHPでは、「家出同然で上京」に変更されています。
集団就職は嘘ではないのか?
プロフィール 菅義偉を語る人々/内閣官房長官・衆議院議員 菅(すが)義偉
支援者の弁を紹介しているページでは、現在でも「集団就職で上京」というコメントが残っています。一応これも魚拓。
とすると、やはり嘘ではない、ということなのでしょうか?
「集団就職」の用語法の問題?
以前からまともなメディアでは「集団就職」は否定されている。それをさも「事実」の如く扱い、自分たちの取材で初めて分かったような振りをする。その上で「フェイク」と今様の言葉で非難する、週刊文春の浅ましさ。書いた記者や見出しを付けた編集者は恥ずかしいと思わないか? https://t.co/rA9Zc4YsMQ
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) 2020年9月10日
これは私の予測なのですが、「集団就職」というのが、単なる俗称として使われているのであれば、菅義偉議員がそうであったと言っても何ら嘘ではないと思います。
これが「制度化されていたもの」という意味であるとすれば、それはもしかしたら菅義偉議員の場合は異なっていたのではないか?
どうやら、労働省の指導で「集団就職列車」の名称の列車が運行されていたようですが、菅義偉議員がこれに乗っていたとして、果たしてこの制度上の集団就職の一環として就職したのかどうか。
そういう考慮もあって、プロフィール欄からは「集団就職」の語を消したのかもしれません。
※追記
或いは、「集団就職した」と言うと、「貧しい家だったから仕方なく…」というニュアンスが感ぜられるため、そのような印象を与えることを避けたのかもしれません。
文春の記事では菅議員が明確に集団就職したと話していることが書かれていますし、そのこと自体に間違いは無いという認識だと思います。
以上