事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

AI『「ふてほど」はメディアの倫理的に問題がある「不適切報道」の略称』Grok、copilot、ChatGPTまでも…AI汚染の問題?

どうなってるんだ…?

AI『「ふてほど」はメディアの倫理的に問題がある「不適切報道」の略称』

SNSサービスXのAIであるGrokに「ふてほど」の略称を問うたところ、『「ふてほど」はメディアの倫理的に問題がある「不適切報道」の略称です』といった回答が返ってきました…

「不適切にもほどがある!」というドラマタイトルの略語として新語・流行語大賞が授与されましたが、一部SNSではまったく言及・拡散されていないため、別の言葉として論じる者が続出したことが原因です。

Grokだけでなくcopilot、ChatGPTまでも「不適切報道の意味」Geminiは…

Grokだけでなくcopilot、ChatGPTなどのAI回答プログラムまでも、「不適切報道」の意味だと回答していました。

なお、geminiはドラマタイトルを回答しているものが多いようです。

既存の知が置き換えられる「AI汚染」問題?正しい「認識」を記述する現代的意義

本件はともすると既存の知が置き換えられる「AI汚染」問題と言えるのかもしれません。単に「ふてほど」という言葉とその用法が浸透していなかっただけである可能性は残っていますが…

ただ、マイナーな事象・対象に関してネット上の情報が限られているような場合や、ネット上の情報が大量だが誤っているというような場合でも回答が歪む場合があります。

例えば、今年騒動になった「弥助は侍」問題については、一部AIにおいては既に特定の結論が断定的に回答されているものが見つかります。

これは特定の事実や知識だけでなく、「認識」の領域にも関係してくる話であり、今後、その重要度は増してくるでしょう。

「歴史認識問題」が外国との間で展開されている中、英語で日本に関する正しい情報・認識が発せらている状態を作ることが求められているとさえ言えます。

「マスメディアの不適切報道」といってメディア媒体を忌避するばかりではなく、日本国の立場から英語で発信をするメディアとそのアカウントの存在を共有することは、誰でもできるはずです。

振り返ってみれば、マスメディアが言葉やモノをゴリ推しする「マスメディア汚染」がこれまで横行してきたではないか?そのフィールドがネットに移って来たというだけなのかもしれません。

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