だから、罰則が必要だったんですね。
ロイター記者が健康観察期間中パーティー参加で新型コロナ感染拡大
— PR Team at Reuters (@ReutersPR) 2021年2月10日
ロイター通信の記者が健康観察期間中にパーティーに参加した結果、その記者が新型コロナウイルスに感染しており、感染拡大に繋がった事件について、こんな投稿がありました。
従業員は「勤務してない」とだけ。
いろいろおかしいので具体的に指摘します。
ロイターがアリバイ投稿
@ReutersPRというアカウント、メインで使用されているアカウントではありません。
メインは@Reutersで、フォロワー数が約2900万
対してこちらは9000しかありません。
他のロイターアカウント(日本語アカウント含む)やロイターのHPにおいて、この説明に関連するものは見当たりません。
週刊文春の投稿にリプライする形での投稿ですが、これではこのアカウントのTLには表示されません。タブで「ツイートと返信」を選択しないと見つからない扱いになり、フォロワーのTLに当該ツイートが現れてくるためには、リツイートされる必要があります。
さらに、投稿はテキストではなく画像です。これでは検索には引っかからず、広がりが抑えられることになります。
しかも、なぜ、わざわざ文春のリプライ欄に投稿したのか意味不明です。
文春側に対して情報提供するというなら、DM等他の手段もあるのに。
「現在は勤務してない」も、解雇したのか、辞職願があったのか、職務中止になってるだけなのかがまったく判然としません。
本当に意味不明というか、姑息な投稿なのが分かります。
偽陰性の問題:全件検査で感染拡大防止は嘘
この件、ロイター記者は検査陰性でした。
にもかかわらず、感染のハブとなったのですから、偽陰性の問題ですね。
【全件検査で感染拡大防止】論は真っ赤な嘘だというのがこれだけでもわかりますね。
(※この記者のように空港検疫では検査必須。「全件検査で~」論は、検疫ではない場面での全国民を対象にした論なので、混同しないように)
検疫法で待機に強制力を持たせるべき
検索避けのために画像で投稿し、しかもリプライ欄なのでこのアカウントのTLには表示されない。どういうことなんでしょうね?
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2021年2月10日
検索語:ロイター記者、新型コロナ、感染、健康観察期間、自宅待期間、パーティーに参加 https://t.co/enKyKVK3E6
今般予定されている感染症法等の改正でも入院拒否などに罰則が追加されましたが(刑罰では無く行政罰らしいが)、自宅待機、健康観察期間中の違反についてはどうなるのかは気になります。
参考:新型コロナウイルス感染症対策分科会(第24回)日時:令和3年2月9日(火)
以上