事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

津田塾大学2025年度入試から性自認トランスジェンダー女性の受験可能に「性自認はゆらいで当然、入学後に変わっても退学にならない」

津田塾大学トランスジェンダー性自認女性の入学

酷い話です

津田塾大学2025年度入試から性自認トランスジェンダー女性の受験可能に

2025年度入試からのトランスジェンダー学生(性自認による女性)の受験資格について|津田塾大学魚拓

2023年6月23日、津田塾大学が2025年度入試から性自認トランスジェンダー女性の男性が受験することが可能になると公表しました。

「戸籍または自認する性別が女性」であれば誰でも受験・入学可能としており、海外のパスポート上の記載もそのまま採用するようです。

2. 定義
当ガイドラインにおいて用いる用語は次の通りとします。
(1)学生:学位取得を目的として、学部・研究科に在籍する者
(2)戸籍等:戸籍、特別永住者証明書、在留カードまたはパスポート
(3)自認する性別:戸籍等記載の性別に関わりなく、本人が自らの性として認識するもの

受験要項では「女子」が受験資格となっていますが、つまりは戸籍や手術の有無にかかわりなく、勝手に「女子」と名乗れば受験・入学可能となっています。

極めつけは「性自認」の扱いです。

「性自認はゆらいで当然、入学後に変わっても退学にならない」

津田塾大学「性自認はゆらいで当然、入学後に変わっても退学にならない」

https://www.tsuda.ac.jp/news/2023/suqamb00000099xl-att/2025_guideline.pdf魚拓

性自認はゆらいで当然、入学後に変わっても退学にならない

本当にこのような事が書いてあります。

アウティングについても、一方的に禁止行為=ハラスメントとして対応することだけが書いてありますが、更衣室等で下半身を露出した場合に不快感を示すことすら躊躇われるということに。

しかも、海外留学生については以下書かれています。

8.留学
本学には国際センターがあり、協定校をはじめとした各国の大学の情報を提供しています。協定校留学の場合、その大学の規程に従うことになりトランスジェンダー学生の受け入れを認めていない(パスポートに記載された性別で女性に限る)場合があります。

協定校が生物学的男性たるトランスジェンダー女性をそのように受け入れていた場合、その協定校の規程に従うということ。

この規定は津田塾大学の学生が海外留学をする場合のものですが、逆に言えば留学生を受け入れる場合にも同様の扱いをするということと考えられます。

既に海外では勝手に性自認を変える者が跳梁跋扈しているわけで、これでどうやって治安・秩序を守るのでしょうか?

いわゆるLGBT理解増進法=SOGI理解増進法に反するのではないか

このような「性自認」の捉え方は、印象操作でいわゆるLGBT理解増進法と呼ばれているSOGI理解増進法=性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律の法案審議における性自認の理解とは反します。

高階恵美子答弁 はい、私共の提出しております性同一性についてでありますけれども、性別に関する同一性の有無又は程度にかかる意識が本人の主観的な意識を指すということはその通りなんでありますが、一方でこの言葉はそのときどきの本人の情緒的な動き、それから勝手な主張のことを指すということではないわけでありまして、自分自身の性についてのある程度の一貫性のある受け止め、認識、このことを指すということでアイデンティティを指すものとして定義をさせていただいております。

本法律は性同一性(性別不合)と性自認を同じ意味だとしてジェンダーアイデンティティという元の訳語に統合しました。

第二条 この法律において「性的指向」とは、恋愛感情又は性的感情の対象となる性別についての指向をいう。

2 この法律において「ジェンダーアイデンティティ」とは、自己の属する性別についての認識に関するその同一性の有無又は程度に係る意識をいう。

今回の津田塾大学のような受け入れ方針は、SOGI理解増進に寄与しないでしょう。

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