事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

内海聡「わけがありますく」カードを規約違反で利用、画像ツイート削除

内海聡わけがありますく

内海聡とは↓↓↓

内海聡「わけがありますく」カードを規約違反で利用

https://twitter.com/utsumijuku/status/1439933562187227138

https://archive.md/TLAMx

内海聡(うつみさとる)が「わけがありますく」の意思表示カードをキーホルダーの形にしたものを、反ワクチン言論を主張する文面に添えた画像をツイート。

これは規約違反での利用になります。

デザイナー、わけがありますくプロジェクトから禁止

https://archive.md/l2fDg https://archive.md/YT7pv https://archive.md/24Lsh

わけがありますくの意思表示カードのデザイナーから「内海聡が利用することを禁止する」、と怒りのツイートがなされ、権利を有する「わけがありますく」プロジェクト運営の鈴木氏からは意思表示ツールは販売しておらず、規約への同意と遵守が利用条件とされていることが示されました。

わけがありますくの利用規約と反マスク、反コロナ、反ワクチン活動での利用禁止

利用規約と利用にあたっての注意事項 | わけがありますく

利用規約の文章には明示的には「反マスク、反コロナ、反ワクチン活動での利用禁止」は書かれていません。

ただし

「当プロジェクトは、自分では選択できない事情によりマスクの着用が困難な方を対象としています。当プロジェクトが対象としていない方の利用を禁じます。」

「不適切と認められる場所での掲示や配布などを禁じます」

といった文言が注意事項にあります。

内海聡の利用方法が「不適切」=当プロジェクトが対象としていない方の利用であることは客観的に明らかなので、プロジェクトがツイートで反マスク、反コロナ、反ワクチン活動での利用禁止を明示するまでも無く、規約違反状態だったと言えるでしょう。

また、プロジェクトから禁止のツイートがなされた以上、5条15項の「その他,当社が不適切と判断する行為」に該当し、規約違反であることが確定的に明らかになったと言えます。

もっとも、プロジェクトのツイートのスレッドは内海聡氏が他の場面で利用することは妨げない趣旨ですので、利用方法を改めれば今後も投稿可能でしょう。

内海聡は画像ツイート削除、謝罪なし

内海聡は当該画像ツイートを削除しましたが、現在までに謝罪等の発信は見ることがありません。

反ワクチンのためなら何でも利用するという実態が見えた事案でした。

ちなみに「子どもへの新型コロナウイルスワクチンの接種を勧めるべきか」という論じ方自体は間違いではないです。それは政策論。

内海氏の場合はそうではなく、「接種による数年後の影響はまだ誰にもわからない」という前提を設けた論じ方であり、有効性と安全性の比率を勘案した政策論ではなく、ワクチンの安全性が危ういのではないか?という科学分野の話について、科学的に荒唐無稽で根拠の無い不安を煽っているだけであり、「反ワクチン」という認定になります。

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