「愛知県が新型コロナ感染者の国籍を非公開にした」という情報の真偽について
「愛知県が新型コロナ感染者の国籍を非公開にした」という情報
愛知県やりやがった。コロナ感染者、国籍欄、初期の患者から全部非公表にしやがった。やりやがったな、大村😡😡😡😡😡 左側が国籍欄入った過去データ。右が国籍欄消した、今日のデータ。どういうことだ、大村秀章!!!!リコール大賛成だわ😡😡😡😡😡 pic.twitter.com/Xn3kKvdc1m
— かれは(社畜&養分&政治) (@krha9223) 2020年7月31日
8月1日の午前8時にこのようなツイートがされたのがきっかけです。
このツイートは高須院長も「え?」という言葉とともに引用リツイートされたので、Twitterではそれなりに広まっています。
比較されているのは、「7月19日現在」と書かれているものと、「7月30日現在」と書かれているものです。
愛知県の感染者情報ページ、現在は国籍表示あり
「7月31日現在」と書かれているものを見ると、国籍も掲載されています。
で、7月30日の時点でどのように記述されていたのかは、魚拓が残っていませんでしたし、Googleのキャッシュも残っていなかったため、確認できませんでした。
4月中旬から国籍欄の空欄が目立つように
リストを下に見ていくと、4月中旬から国籍欄の空欄が目立つようになり、日本国籍以外が書き込まれることは無くなりました。
これが、感染者が日本国籍者しか居ないからななのか、外国籍の者は記載しないからなのかは分かりません。
そして、直近で日本国籍と明記されているのは7月28日のものなので、7月29日にいきなり国籍を記入しなくなったというような運用変更があったわけではありません。
それまでにかなり空欄が目立つようになっていました。
愛知県の感染者の国籍表記は今は存在している
結局、ツイートした人の情報の真偽(7月29日に、過去分にさかのぼって国籍欄が空白のものがUPされたか否か)は確かめようがありませんでしたし、本人も「現在は掲載されている」という旨のツイートもしています。
そして、愛知県の感染者情報において、現在は国籍が掲載されている以上、もはやどうでもいいこと、ということになります。
以上