事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

草津町黒岩町長の記者会見「新井祥子の性被害・肉体関係の主張はでっち上げ」

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草津町黒岩町長が12月15日、外国特派員協会で新井祥子議員に関する内容につき記者会見を開きました。

草津町議のリコール騒動についての前提事実

  1.  発端は、あるライターの著書内に「2015年に町長と町長室内で肉体関係を持った」とする新井議員の発言の記述があったこと⇒著者は裏どり取材無し
  2. 新井祥子議員は黒岩町長に民事訴訟提起・刑事告訴のいずれも行っていない(「告発」という言葉が使われているが日常用語の意味で、刑事告発はしていない)
  3. 著書の中では「性被害」と捉えていない
  4. 議会多数決による除名処分や住民投票によるリコールとなった理由は「肉体関係発言」だけじゃない⇒リコールは居住実態の不存在など議員の資格に関わる疑惑も発覚した後

会見ではさらに以下の事実について明確にしました。

黒岩町長「新井議員は訴訟では性被害の証拠を全く提出していない」


Nobutada Kuroiwa, Mayor of Kusatsu, Gunma Dec 14 13:00 

黒岩町長は、自身が新井議員に対して提起した名誉毀損の訴訟の中で「新井議員は訴訟では性被害の証拠を全く提出していない」と主張しました。また、仮差押え決定の決定文を朗読し、名誉毀損の「疎明」があったことも主張しました。

「秘密録音された音声」に「性被害」が含まれていない

上記の話と関連させると重要な事実になるのですが、新井議員が「2015年1月8日の「犯行」当日町長室の会話」とする内容について、彼女が秘密録音していた音声があり、それを会見場で流しました。

で、その部分に性被害の音声は無し。

「性被害」があったなら争ったような声や家具にぶつかった音がするはず。

「肉体関係」に過ぎないとしても声が近くなったとかそれを伺わせるものがあるはず。

それらが一切ない。

さらには黒岩町長が新井議員に対して「公開されてる音声に続きがあり、そこに犯行時の音声があるなら示しなさい」と言ったが何ら反論等が無かったことを指摘。

この音声の内容ですが、問題書籍にある内容と一致しています。

「草津温泉漆黒の闇5」から引用。

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要するに「新井祥子議員自身が公開している音声は、彼女の言う「犯行」当日の町長室内での会話であるはずなのに、それ自体が性被害・肉体関係が無かったことを推認する証拠になっている」ということです。

さらに言えば、彼女の言うところの「犯行」当日に秘密録音されていたということを黒岩町長が認識しているのであれば、仮に黒岩町長が肉体関係を持っていたとすれば、公開されているもの以外の時間の音声の存在もあるかもしれないと思うはずですが、それがなく、むしろ公にその存在を知らしめていることからは、黒岩町長による「犯行」が無かったという主張の信用性が高まったということです。

新井祥子議員自身がネット上で公開していた

音声は新井議員がFacebookで公開しています。

会見で流されたのは一部です。

https://web.archive.org/web/20201214134355if_/https://www.facebook.com/syouko.arai.3/posts/2823145501246562

<モラル無き・黒岩町長発言>
●「民事が怖いのは金だよ」
黒岩町長→「そしたら、もう、そういうものをたてにとって」
「刑事事件っていうのはね、金がかかんないんだよ」
「民事は恐ろしいよ」
「民事は警察は出てこないけど、民事が怖いのは金だよ」
●「園田・後藤は嘘つき」
黒岩町長→ 「園田・後藤文雄は嘘ばっか言っているから」
「信じられないことをするからね」
「だから、今回の裁判も、あれ、非常に卑怯だな、と思ったのが、園田と後藤文雄の」
(園田元議員は名誉棄損で黒岩町長に民事で訴えられ、裁判で争ったことがあります)
●「ルールなんてないんだ」
黒岩町長→ 「闘っても、やっていいことと、悪いことがある」
「なんでもあり、テロリストなんだよ」
「ルールなんてないんだよ」
「陥れるためには何でも使うんだよ。」
「っていうのが、後藤文雄と園田」
●「卓ちゃん(黒岩卓議長)はそれを恩義に感じている」
黒岩町長→「ぺっちゃんこにしたことがあんだよ。」
「勝てないよ、それは、勝てっこない」
「で、彼、ちょっとちょんぼしたじゃない。焼き肉屋で、なんか変なこと言って、焼き肉屋で愚図を言ったら、直訴があった、一回。」
「議会議員たるものが、散らかして、店主を謝らせた、とかなんとか。」
「黒岩卓ちゃんがさ」
「それで、おさまりがつかなくなっちゃった。で、相手に対して、俺が議長の時だったかな、『かんべんしてやってくれ』と、そしたらば『黒岩議員がいうならおさめましょう』と、おさめてやった」
「卓ちゃんはそれを非常に恩義に感じたこと」

以上の発言は、証拠のほんの一部です。
この発言から、品位を重んじるとされている、町長や草津町議会の品位のなさ、議員のモラルのなさがご理解いただけると思います。

他に朝日新聞記者の質問がおかしいとかいろいろありましたが、会見の中心となる話はこれらがすべてなのでこれくらいにします。

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