
目線を逸らすのに釣られちゃだめだと思う。
文春「牧原秀樹法相がお祭りで「トレカ」を配布」
新閣僚にまたまた新疑惑…牧原秀樹法相がお祭りで「トレカ」を配布していた! トレカは売買価格1000円《松島みどり元法相は「うちわ」配布で辞任》
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) 2024年10月10日
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週刊文春が石破内閣で法務大臣となっている牧原秀樹衆議院議員に関して「牧原秀樹法相がお祭りで「トレカ」を配布していた!」という記事を出しています。
これ、偽スキャンダルです。何の意味もない。
同種の交換先が無いカードにトレカとしての経済的価値は無い
同種の交換先が無いカードにトレカとしての経済的価値はありません。
たった一つのカードだけで、どうやって「トレーディング」するんでしょうか?
それに、「メルカリで売られているから公選法上で規制対象となるところの経済的価値がある物」とはならない。検索すれば無数の政治家の名刺が出品されていて取引実績があるものも見つかります。
なお、文春の当該記事中で挙げられていた松島みどり元法相が辞任するに至った「うちわ配布」の事案は、「うちわは有価物であり、その配布は前法相が代表を務める政治団体による寄付に当たると判断」されましたが、「配布から近い時期に選挙の予定がなく、処罰対象となる「選挙に関する寄付」には当たらない」として不起訴となっています。*1*2嫌疑不十分による不起訴でしょう。
文春のような論調が正当であるかのようになると、名刺やチラシで多少凝ったものを配布すると途端に違法となるという、単に我が日本国の政治家の手足を縛るだけの規制になりかねない。
公選法には政治活動の自由という大前提があるということを忘れて、政治家を無限に叩くための打ち出の小槌にするのは反対です。
牧原秀樹の法務大臣・政治家としての資質の問題から目を逸らす偽スキャンダル
牧原秀樹の法務大臣・政治家としての資質の問題として、今年8月2日のX上の投稿で「今回のオリンピックで選手に誹謗中傷した人は全員逮捕すべきだと思います」と発信しているなどの問題があります。
それについては既にまとめているのでそちらを参照。
政治家の本質的な問題から目を逸らす偽スキャンダル報道の疑惑があるものはたまに出てきます(言い間違いとか発言の切り取りとかの報道)が、そういうもので言論空間が覆いつくされないように反応する側も注意が必要だろうと思われます。
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*1:松島前法相の「うちわ配布」不起訴 「選挙に関係せず」 - 日本経済新聞
*2:うちわはその材質と形状によって、その本来の性能である「風を煽って涼しさを得る、乾かす」ことに使えるから、ということなんでしょう。