枝野幸男議員と「自助共助公助」について。
枝野幸男「自助共助公助を行政が言うのは責任放棄だ」
枝野氏、菅義偉長官の「自助」主張を批判 「責任放棄だ」 - 産経ニュース
立憲民主、国民民主両党などが結成する合流新党の代表選に立候補した立民の枝野幸男代表は9日、日本記者クラブ主催の討論会で、自民党総裁選に出馬した菅義偉官房長官が「自助・共助・公助」を訴えていることを批判した。「政治家が自助と言ってはいけない。責任放棄だ」と述べた。
枝野氏は「自助や共助ではどうにもならない時が人生にはある。政治の役割は公助だ。私たちとは明確に政治姿勢が違う」と語り、対決姿勢を鮮明にした。
日本記者クラブでの代表選の討論会が終わりました。さっそく記事が出ています。よろしければ、お読みください。#自己責任から支え合いへ
— 枝野幸男 りっけん 立憲民主党 (@edanoyukio0531) 2020年9月9日
枝野氏、菅義偉長官の「自助」主張を批判 「責任放棄だ」 https://t.co/zanvKSQDtq @Sankei_newsより
立憲民主党の枝野幸男議員は、菅官房長官の「国の基本は自助共助公助」という発言に対して「自助共助公助を政治家が言うのは責任放棄だ」と言い放ちました。
枝野幸男自身も自助共助公助を国会で発言
第162回国会 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第8号 平成17年7月29日
○枝野議員 民主党の枝野でございます。
今、福島先生のお話を伺っていて、あれっと思ったんですが、生活保護のかわりを年金にさせるのではないか、私はそれでいいんではないか。つまり、生活保護という仕組みは、本来は、なければない方が望ましい制度なんだ。まさに自助、共助、公助であって、本来は、各個人が自分の責任と自分の努力で生きていければ一番いいんだけれども、ところが、人間社会というのは必ずしもそうはできない。そうした中でお互いの助け合いという共助の仕組みがある。そして、そういうやり方の中でもどうしても救えないケースが出てくるからこそ、最後のベースとしての生活保護が存在をしているのであって、できるならば自助と共助の世界の中で、生活保護という仕組みを受ける人がいなくなる社会が我々の目指すべき社会なのではないか、私はそういうふうに思っています。
枝野幸男議員自身も自助共助公助を国会で発言していました。
まぁ、国の基本である普遍的な価値観ですから、そうなるのは当然です。
自民党との政局のために、自身の信念すら曲げて主張していかなければならないと思っているのであれば、非常に悲しいことです。
野田佳彦総理大臣も「まずは自助から」
菅義偉官房長官の『自助・共助・公助』に立憲民主党・枝野幸男が「政治家が自助と言ってはいけない。責任放棄だ」と批判。
— Mi2 (@mi2_yes) 2020年9月10日
それでは、合流新党にも参加する当時の野田佳彦総理の有難いお言葉を振り返っておきましょう。
平成24年5月23日「社会保障を考える時に、基本はやはり自助があると思うんです」 pic.twitter.com/vWIHQQMwOl
民主党政権時最後の総理である野田佳彦総理大臣も「まずは自助」と言っていました。
これが共通認識なんですよね。
以上