事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

原口一博議員が風評被害ツイート削除も謝罪と称した虚偽記事の再拡散

原口議員は何かに掻き立てられているような雰囲気を感じます。

本件の経緯・前提は以下

原口一博議員、ツイート削除と言い訳と称した記事拡散

ツイート魚拓 記事魚拓

原口一博議員がツイートを削除した理由として言い訳と称した記事を拡散しています。

特定商品の宣伝うんぬんは、原口議員ツイートの批判とはほとんど関係ありません。

印象操作画像も添付しており、読者をバカにしているのでしょう。

問題ツイートは3つだが1つしか言及せず

原口一博風評被害ツイート削除

魚拓

原口議員の言い訳記事では、上掲画像中のツイートのうち左のものについてしか言及がありません。これらは全て削除済みですが、他の2つについては言及がありません。

では、言及されたものについてはどう言っているのか?

  1. 広告だと思って読み飛ばしていた部分にも本文が続いていて、そこには私の知識では、確証を持てないことが書いてあったから削除した
  2. 内容虚偽とはどの部分か?nuclear sewage とnuclear waste waterとは、明確に分けて記述されている
  3. 日本がnuclear sewageを流してきた事は、残念ながら否定する事はできないのではないかと懸念

しかし、問題視されてるのはこの点だけではありません。

この点に限っても、事故直後の「やむを得ない放出」や「意図しない形での放射性廃水の海洋流出」と、今回の「計画的な浄化処理後の放出」とを混同させています。

英語を読めないと思って舐めてるのでしょう。

明らかに発生しない事態を記載している引用記事

引用されているLinkedinの記事は冒頭に、日本が福島原発の放射性廃水を(「浄化処理後に」という点が抜け落ちている)海洋放出することに触れて以下の記述があります。

This not only affects the global marine ecological environment, but also brings fatal threats to human body.

地球の海洋生態環境に影響を与えるだけでなく、人体にも致命的な脅威、というのは明らかに発生し得ない話なので、内容虚偽なわけです。

福島原発に蓄積されている放射性廃水に含まれるトリチウムは、事故後の累積量でもってしても、フランスのラ・アーグ処理施設の年間排出量の約14分の1です。

福島原発の放射性廃水(放出時は浄化処理後)を放出したら「海洋生態環境に影響・人体に致命的な脅威」なら、ヨーロッパは死滅しています。

商品の再宣伝をしている原口一博議員

再掲

こう書いておきながら、note記事中に「該当部分の引用」 としながら、商品名が何度も何度も登場しています。元記事ではハイパーリンクがついていて、引用文ではついていないという違いしかありません。

このように、言っていることとやっていることが支離滅裂なわけです。

最大限原口議員の状況を善意解釈して推察すると、何か弱みを握られているのではないか?と思ってしまいます。

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