事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

おとやなコンビ当選!:日本維新の会やながせ裕文・音喜多駿が当選

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日本維新の会の東京選挙区で柳ケ瀬裕文・音喜多駿が出馬、両者が当選いたしました。

日本維新の会「おとやなコンビ」やながせ裕文・音喜多駿が当選

日本維新の会の東京選挙区では「おとやなコンビ」こと、柳ケ瀬裕文・音喜多駿が出馬し、見事両者が当選いたしました。

おめでとうございます。

民主党から東京都議会議員に選出された時代からのやながせウォッチャーとしては感無量です。(当時は投票しませんでしたけどね)。

東急多摩川線の武蔵新田駅で感じたオーラは正しかった!

改憲勢力・日本維新の会が躍進:さよなら「ハイパーインフレ」藤巻健史

維新の会が、柳ケ瀬裕文が音喜多駿を公認したのはなぜかということは過去に書いてました。日本維新の会は過去東京選挙区では1人しか当選できておらず、参院選では0人の実績でした。

また、都議も柳ケ瀬氏一人しか送り込めず、都内の市区町議の数もNHKから国民を守る党よりも少ない人数でした。

東京ではメディア露出による知名度がものをいう選挙でこれは厳しい(塩村あやかが当選したことを考えてほしい)、そう考えたときに、都民ファーストの会で小池都政においてメディア露出が多かった(ネットではともかくメディアでは比較的悪評が無かった)音喜多を擁立することがベター。

元々都民ファーストの会を脱会した後、やながせ氏は音喜多と会派を組んでいましたからね。

維新としては音喜多が作った政治団体のスタッフを広報戦力としつつ、東京の比例票を柳ケ瀬氏に集める狙いがありました。音喜多氏は選挙前に当選確率は3割と発言していましたが、北区長選に敗れた後だったので、覚悟の上だったのでしょう。

両者は早稲田大学つながりの先輩後輩と言える、良い関係でした。

結果は相乗効果で両者当選。万々歳でしょう。

まぁ、全体で言えば鈴木宗男が20万票を出してるので、そのインパクトが大きかったと思います。

公示時改選7人だったのが10人に。

これで、改憲勢力である維新が力をつけました。

さよなら「ハイパーインフレ」藤巻健史

改憲勢力が3分の2を割り込んだので改憲は難しい?

橋下徹さん!あんた間違ってるよ! 改憲勢力2/3に6議席足りないことの本当の意味 - FNN.jpプライムオンライン

上記記事で平井文夫さんが触れてますが「改憲勢力が総参議院議員の3分の2を割り込んだので厳しい」というのは、あまり当てはまらないでしょう。

安倍総理は元から国民投票を視野に入れていました。

「国会議員の改憲勢力だけで中途半端にギリギリ3分の2を超えたとしても、国民投票では負ける可能性がある」

そう思って、「野党とも協力する」というのが安倍総理の戦略です。

4議席は十分、取り込める議席差でしょう。

改憲は与野党が協力しなければ不可能と小泉純一郎元総理も言っていましたし、実は、国民民主党との連携を示唆する事例もところどころで垣間見えました。

安倍総理は毎年歴代の総理大臣(小泉・森・麻生)らと会食をしており、拉致被害者を帰国させた際の小泉総理・安倍官房副長官の関係ですから、小泉総理の忠告は聞いているのではないかと思います。

問題は改憲勢力と言われている集団内に対する切り崩し工作・妨害です。

これから、国内外の改憲を阻もうとする勢力による熾烈な妨害があると思います。

しかし、それに負けずに改憲をやりきって頂きたい。

以上