ハイキング中のドイツ人がまた渾身の投稿です。
熊谷徹「なぜドイツは原発捨てたのか8000字書いた」
ドイツでは来年末をもって、原発が全廃されます。
— 熊谷 徹 (@ToruKumagai) 2021年3月7日
ドイツ人はなぜ原子力を捨てたのか?約8000字の原稿を東京の編集部に送りました。
一球入魂で、力が入りました。 pic.twitter.com/B7kVH2o9tn
熊谷徹 氏が「なぜドイツは原発捨てたのか8000字書いた」と投稿。
ツッコミが相次ぎました。
フランスから買う、仏から買うから。(8文字)で終了
「フランスから買う」「仏から買うから。」(8文字)で終わるという指摘が相次ぐ。
フランスから買う
— sin 管釣り好き (@sin007777) 2021年3月10日
8文字で終わり。 https://t.co/ElhMLhTpZt
この
— こな蜜柑ちゃんpot (@reirei_pot) 2021年3月10日
「ドイツ人はなぜ原子力を捨てたのか?約8000字の一球入魂!」
という呟きに、
「『フランスから買う』から、約8文字ですね」
という「正解」が殺到しているのを見て笑ってしまった(こなみ) https://t.co/rcSfBl89ck
さらに圧縮する人たち
「仏から購入」→5文字 https://t.co/GRyqXFMIs8
— k_nack@野々宮晃一 (@k_nack) 2021年3月9日
電気輸入最高
— yamatoDX@平和主義者 (@lXl_yamato_lXl) 2021年3月10日
6文字で完結 https://t.co/PnCmwTCce7
たぶん以下が最短
「仏から購入」の5文字に圧縮してはしゃいでる人は
— 赤羽 羽衣 (@Xtreme3shine) 2021年3月9日
「人任せ」「仏頼み」あたりの3文字に圧縮できる事に気付いて https://t.co/yTX9ZBelFJ
ドイツと原子力発電
まぁ、厳密にはドイツはフランスからだけ電力を購入しているのではないですし、フランスからの電力融通は外国からの融通の一部ですし、実はドイツから外国への電力輸出と輸入の比率は、物理的な電力の流れではなく商業的な電力の輸出入を見ると、対仏超過になっています。
「ドイツはフランスの原発由来電力を輸入している」は本当か | EnergyShift ※熊谷徹氏の記事
データの出典元であるIEA(国際エネルギー機関)の「Electricity Information 2016」では、電力の輸出入をどのように推計したのか。IEAは2国間の国境を越えた電力を輸出入の対象にしている。そこには非常に重要な注釈が付けられている。「電力が他の国を回って元の国に戻ってきた場合や、ある国を電力が通過した場合には、いずれも輸出量と輸入量の両方に加える」。
例えばスイスやイタリアの消費者が、隣国のフランスの電力を契約して購入した場合を考えてみよう。フランスで発電した電力はドイツの送電線を通って隣国のスイスに送られて、そこで消費されるか、さらにスイスの隣国イタリアに送られるケースがある。この場合にIEAの集計では、ドイツは(1)フランスから電力を輸入し、(2)別の国(フランスの電力を購入した国など)に電力を輸出した、とみなす。
ただし、これが可能になるのはフランスが電力供給元として充分な発電量があり、送電網が整備されているからで、そのフランスは原子力発電による発電量の比率が70%以上であるというのは変わりありません。
ですから、ドイツが脱原子力を可能にした理由として、「他国の原子力発電所による発電に支えられている」と言うことに何ら影響は与えません。
参考:欧州電気事業の最近の動向 ~カーボン・ニュートラル社会実現に向けた取り組み~ 2020年5月26日 一般社団法人海外電力調査会
参考:https://eneken.ieej.or.jp/data/8478.pdf
なぜ8000字も?そのヒントが朝日新聞記者の鮫島浩に
「フランスから買った方が安くて便利。」
— Sakura (@Sakura_hirakuyo) 2021年3月10日
それだけの話を8000字も使って作文するって、きっと特殊技能なんでしょうね、よく知らないけど。 https://t.co/iRci3QK2jf
新聞記者やめます。あと89日!【新聞記者は文章が下手?】│SAMEJIMA HIROSHI TIMES
ある日、週刊誌の先輩記者に泣きついた。この先輩のアドバイスが実に軽快だった。
「鮫島くん、原稿を膨らまそうと思って、後ろに向かってダラダラ書いたらドツボにはまるよ。そんな記事は、みんな途中で読むのをやめてしまう。原稿というのはね、前に向かって膨らませるんだ。まずは書きたい本文を書く。それでも行数に達しなければ、その前に文章をどんどん付け加えていくんだよ」
前に向かって膨らませる? 私はピンとこなかった。先輩は続けた。
「うん。前に膨らませるんだ。記事でいちばん伝えたい本文とは、ちょっと離れた内容でもいい。肩の力を抜いて、軽く書く。そのあとに改行して『それはさておき』と入れ、本文に続ける。それでも足りなければ、もうひとつ軽い話をはさみ、今度は『なにはともあれ』と入れて本文に続けるんだよ。そうすればあっという間に6ページでにも8ページにもなる」
なぜ8000字にもなったのか?
そのヒントが朝日新聞記者の鮫島浩氏が書いたブログに…
「前に膨らませる」ですか。なるほどなぁ。
元NHKの人も、そういう技術を持っていたのだろうか?
仏から買うから。(8文字)
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2021年3月10日
終
制作・著作
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以上