ある方法を取ると「フォロワーさんのタイムラインに流れない」というツイート。
検証した結果、これは実は誤りです。
- 大河内薫「フォロワーのタイムラインに流れないリプ」
- リツイートで流れてきたツイートへのリプライ時の巻き込み防止
- PCブラウザ・スマホアプリの違い
- いわゆる吹き出しリプライか否かの違いは無い
- 単なるツイートへのリプライ時には差分無し
大河内薫「フォロワーのタイムラインに流れないリプ」
最近知ってめっちゃ驚いてるんですが、
— 大河内薫@税理士 (@k_art_u) 2021年6月17日
🔴赤丸の方でリプすると、
フォロワーさんのタイムラインに流れて
🔵水色の方でリプすると、
フォロワーさんのタイムラインに流れないんだって…!!!!!
全然知らなかったーー!!!
この使い分けって有名なのかい??? pic.twitter.com/YXMaBU4fiA
大河内薫氏が「フォロワーのタイムラインに流れないリプ」という説明をしたツイートが万バズしていますが、この内容は誤りです。
実際、「流れてます」「見えました」という報告がリプ欄にいくつも存在してます。
さらにこの場を借りて試させてもらいます。
— 🍀いちは🍀 (@BookloverMD) 2021年6月19日
このリプはフォロワーさんには届かないってことですね。
つまりイイネも増えない、はず。
教えていただきありがとうございます!
見えてますよ。
— 石野令和(旧良和)池面半三 (@mizuho1582) 2021年6月19日
ただ、それを遥かに上回る数の「なるほど!勉強になりました!」系のツイートがあるため、本当にそうだと思い込んでいる人が多数発生しているようです。
しかし、意味のないことか?というと、そうではありません。
実用的な効果があります。
リツイートで流れてきたツイートへのリプライ時の巻き込み防止
大河内薫氏が紹介した2パターンの返信方法は、実は
【リツイートで流れてきたツイートへのリプライ時の巻き込み防止】
にとって意味があるものでした。
上掲画像が大河内薫の言うところの青丸部分での返信。
以下が赤丸部分での返信。
このように、「返信先」欄に元々のリツイート者として表示された者が含まれるか否か、という違いが生まれているのが分かります。
これは現時点では「いいね」で流れてきたツイートには適用されていません。
PCブラウザ・スマホアプリの違い
なお、ここで説明した方法は、現在のところはPCブラウザ上での話で、少なくともiOSのTwitterアプリでは、いずれの方法を使ったとしても最初にリツイート者と返信先の両方の返信先が含まれており、リツイート者を外すにはいちいちタップしないといけません。
いわゆる吹き出しリプライか否かの違いは無い
これTL流れてきました pic.twitter.com/dwKaP4YDRK
— skami (@skamioo) 2021年6月19日
大河内氏のツイートに対して「水色の丸」部分で返信を投稿しても効果が無いことが判明しています。
この方は私はフォローしているが大河内氏はフォローしていない関係でした。
なので、いわゆる吹き出しリプライか否かの違いでTLに流れる流れないが決定的に左右されるという効果は無さそうです。
単なるツイートへのリプライ時には差分無し
上掲ツイートは、三人とも私と相互フォローの関係です。
一番上のツイートは誰かがリツイートしてTLに流れてきたのではなく、そのツイートがそのままTLに流れてきたもので、そこにつけられているリプライに対して、2パターンの返信を試してみました。
すると、返信先欄には2つの方法で両者のツイートが含まれているのがわかります。
この方法でも、TLに流れてきたという報告がありました。
※教えてくださった方はこの時点では相互ではありませんでした。
このTLでしょうか。
— ここに (@a_coconi) 2021年6月19日
(それとも異なる実験ツイかしら) pic.twitter.com/BgCAA40PR3
また、三人ともフォローしている方の中には、何らの表示も無く当然のごとくTLに流れてきた、という方もいました。
それが、この図で流れてきたものの、特に「リツイートしました」ですとか「返信しました」の文字なしに、前後のツイートの合間に紛れていたようなかたちだったのです。 pic.twitter.com/NWUoVItQtj
— 深縹(Kokihanada) (@Kokihanada3) 2021年6月19日
ということで、この使い分けが意味を為すのは、現時点では「リツイートでTLに流れてきたツイートに対する返信」の場面のみ、ということになります。
その効果は、「巻き込みリプを無くす」というものです。
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