事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

立憲共産党「TVをチェックする」⇒1年前「内閣府の番組記録は監視国家だ!」

立憲共産党の言論弾圧

立憲共産党がま~~たダブルスタンダードです。

立憲共産党「TV番組をチェックする」

立憲・安住氏「TV番組をチェック」 総裁選めぐりBPO申立も検討 [自民党総裁選2021] [立憲] [共産]:朝日新聞デジタル

立憲民主党の安住淳国会対策委員長は15日、自民党総裁選など衆院選に向けた各党の動きを伝えるテレビの報道番組や情報番組に関して「総裁選は重要な選挙だが、総選挙を控えている状況を全く理解していない」と批判した上で、「個別の番組についてチェックさせてもらう」と発言した。問題と判断した場合には放送倫理・番組向上機構(BPO)への申し立ても検討する構えだ。

立憲共産党が自民党総裁選や衆院選に関する報道番組について、「TV番組をチェックする」と発言したことを朝日新聞が報じました。ご丁寧に「立憲」と「共産」という文字を並べています。

あれ?でも、過去には同じようなことを批判してませんでしたっけ?

過去の共産党「内閣府官邸のTV番組記録は監視国家だ!」

官邸のTV監視ここまで/出演者発言・ナレーション・見出し…詳細に/3月前半分 A4で700枚 本紙が記録入手

内閣広報室がテレビのニュース・情報番組の出演者の発言を詳細に書き起こした記録文書を、本紙は情報開示請求で入手しました。テレビでの発言を官邸が日常的に監視し、政権の意に沿わない報道に対抗措置を取る狙いがうかがえます。

過去の共産党は「内閣府官邸のTV番組の記録は監視監視国家!」などと言ってました。

そもそもTV番組での発言をベースに国会質問するような連中がいるじゃないですか。

だからいずれにしてもチェックは必要でしょう。

また、メディアの報道がチェックされて、いったい何の都合が悪いのでしょうか?

ひるおび八代弁護士の発言を「チェック」して抗議した共産党

つい先日はひるおびでの八代弁護士の日本共産党に関する発言について、共産党が抗議し、謝罪した後も「謝罪になっていない!不十分だ!」と難癖をつけていました。

これも、別にチェックして抗議すること自体は正当です。

その中身の問題なだけです。

立憲民主党のある議員は、もっと酷いことをやってました。

新聞記事に「くず」「論外」などのランク付けをしていた安住淳議員

新聞記事をランク付けで掲示 立民・安住氏が謝罪 ハナマル、くず…産経は「論外」 - 産経ニュース 2020/2/4

立憲民主党の安住淳国対委員長らが4日、衆院予算委員会の質疑内容などを伝えた同日付の新聞各紙のコピーに「すばらしい!」「くず0点」「ギリギリセーフ」といった論評を書き添え、国会内の同党などの衆院会派控室のドアに張り出した。「政府に注文 自民存在感」との見出しの産経新聞の記事は各紙よりも下方に掲示され、「論外」と書かれた。

 昼前に張り出されたコピーは約30~40分で撤去され、安住氏は記者団に「調子に乗って冗談のつもりで感情の思うままに書いてしまった。伝え方が悪かった。反省している」と謝罪した。「くず」とした記事が自民党議員の質疑中心だったことに立腹し「思わずペンを走らせてしまった」と説明。「笑い話でやって、記者さんも大笑いしていた。気に障ったとすれば申し訳ない」と釈明した。

 コピーでは、「桜を見る会」に関する安倍晋三首相の答弁を「ほころび」と評した紙面に花丸マークが付いた。一方、自民党議員を大きく取り上げた記事には「×」「出入り禁止」などと書かれた。

 元NHK記者の安住氏は、特定の報道機関に取材規制とも受け取れる論評を加えたことについて「そんな大げさな話ではない。介入しようとは全然思っていない」と否定し、取材規制はしない考えを示した。政府・与党が同様の行為に及んだ場合の対応を聞かれると「人徳の問題だ。私に人徳がなかった。深く反省している」と答えた。

 また、枝野幸男代表から4日の党役員会で「報道機関にいたのだから、理性的に対応してほしい」と注意を受けたことも明らかにした。

新聞記事に「くず」「論外」などのランク付けをしていた安住淳議員。

報道をチェックしてたじゃないですか。

選挙前の公平報道の申し入れは慣例通りで何ら問題は無い

選挙等の前に公平報道をするよう報道機関に申し入れをすることは慣例通りのようで、何ら問題は無いでしょう。放送法に規定のあることですからね。

その公平報道が為されているかどうかを確認するために「チェック」は必要です。

また、それ以外にも識者らの見解や世論の動きなどを把握するために出演者の発言チェックをすることも、選挙・政権運営の戦略上、必要だと思ったからやっていたんでしょう。

「人の話を聞け」とか言いながら、詳しく聞いたら「監視国家!」などと言い放つ共産党の言ってることは、信用できませんね。暴力主義的革命の方針を完全に捨て去ったと考えるべきではないのは、共産党はこうして口先だけで騙そうとしてるからです。

以上:はてなブックマークをして頂けると助かります。