事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

BONDプロジェクトの赤い羽根共同募金「化粧品847万円20人」⇒「延べ1000人と3100個」に変更

※追記を読んでください

BONDプロジェクトの赤い羽根共同募金助成「化粧品847万円20人」⇒「1000人3100個」に変更

赤い羽根募金の助成で行われた活動(平成30年度の募金をもとに行われた活動) BONDプロジェクト『物品寄付(化粧品)の配布』8,472,265 円(変更前)

赤い羽根募金の助成で行われた活動(平成30年度の募金をもとに行われた活動) BONDプロジェクト『物品寄付(化粧品)の配布』8,472,265 円(変更後)

NPO法人BONDプロジェクトが赤い羽根共同募金から助成を受けたもののうち、平成30年度の助成一部に、「化粧品」の用途で847万円が助成額として表記されていますが、その総利用者数が「20人」となっていたことが批判されていました。

1月12日に「述べ1000人、3100個」と修正・追記が為されていました。

中央共同募金会のはねっとHP「一時点での登録人数でしたが配布終了までの延べ人数と個数に修正」

「具体的な活動内容」の項目は当初は「物品寄付(化粧品)の配布」のみでしたが、大幅な追記がありました

物品寄付(化粧品)の配布
都内会社法人から福祉に役立てたい、困っている方に役立ててほしいとしてお預かりした物品(新品)の配分となります。
年間を通じて物品を必要とする方々にお配りし活用いただきました。
当初の総利用者数は一時点での登録人数で記載しておりましたが、個数および配布終了までの延べ人数に修正いたしました。

当該実績ページにこのような文章が追記されていました。

※修正・追記:商品のみお渡し、(化粧品の価値の何らかの)算定額が配分額として記載と公表

東京の赤い羽根共同募金 ~東京都共同募金会~

なお、物品寄付の報告では、金銭配分はなく、商品のみをお渡ししており、算定額が配分額として記載されております。

「物品寄付」の報告では、「助成額」とあるのはどうやら「化粧品の価値に関する何らかの算定額」である、という説明が、東京都共同募金会のHPで書かれていました。

なお、埼玉の募金会では以下の説明がありました。

企業の皆様による協力|埼玉県 赤い羽根共同募金

物品寄付は、商品を金額に換算しており、共同募金会が発行する領収証によって、企業側は、寄付金額を「全額損金算入」として、寄付金額の全額が控除されます。

以上の次第で、従前の本エントリで「疑問」として書いていたものは削除しました。

※※修正・追記終わり※※

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