情報の質が落ちる報道とは…
- 羽生結弦公式アカウントが離婚の報告
- 様々なメディア媒体で誹謗中傷・ストーカー・許可のない取材や報道
- 『様々なメディア媒体』『不許可取材』などが書かれない報道媒体も
- メディアに力を与えているのは我々国民のせいではないか
羽生結弦公式アカウントが離婚の報告
ご報告がございます。
— 羽生結弦official_Staff 公式 (@YUZURUofficial_) 2023年11月17日
これからも前を向いて進んでいきます。
宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/fq3IGszBM8
羽生結弦公式アカウントにて、株式会社team Siriusの代表取締役政木道夫名義で「マスコミ各位」と名宛人を指定した上で、羽生結弦氏が離婚を決断したと報告されました。
11月18日に日付をまたいですぐの時間帯の発表でした。
様々なメディア媒体で誹謗中傷・ストーカー・許可のない取材や報道
内容には驚異的なものが書かれていました。
現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声をかけられることもあります。
これからは、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々、また、私の親族、関係者に対しての誹謗中傷や無許可の取材、報道等、迷惑行為はおやめください。
羽生氏とその配偶者、そしてその両名の親族や関係者に対する…
- 誹謗中傷
- ストーカー行為
- 許可のない取材
- (おそらく)そうした行為で構成される報道
などがあったとしています。
『様々なメディア媒体』『不許可取材』などが書かれない報道媒体も
羽生結弦さん離婚発表 8月に結婚公表 誹謗中傷、過熱報道に悩む 2023年11月18日 0:47 | 2023年11月18日 0:51 更新
フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦さん(28)が17日、X(旧ツイッター)で離婚を発表した。8月4日に結婚を公表したが、相手は明らかにしていなかった。誹謗中傷やストーカー行為、過熱報道に悩んでいたとし「未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」とつづった。
地元宮城県の新聞社で仙台市に本社がある河北新報社は、羽生選手の離婚報告について報じましたが、『様々なメディア媒体で」という部分と「不許可取材」が書かれていませんでした。
このような書き方は、スポーツ報知も同様でした。
羽生結弦さん離婚発表 誹謗中傷やストーカー行為「お相手と私自身を守り続けることは難しく」 結婚公表から3か月 2023年11月18日 6時0分スポーツ報知
羽生さんは誹謗(ひぼう)中傷やストーカー行為、過熱報道に悩んでいたことを明かし「これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」とつづった。8月4日午後11時11分に結婚を発表してから105日で、新たな生活にピリオドを打つ形となった。
「報道の過熱」は書かれていますが、「不許可取材」が書かれない媒体は他にも。
羽生結弦さんが離婚 公式SNSで報告「離婚するという決断をいたしました」デイリー
ただ報道の過熱、ストーカー行為などが行われていることから「私が未熟であるがゆえに現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐えがたいものでした。このような状況が続いていく可能性と一時改善されたとしても再びこのような状況になってしまう可能性がある中で、これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない生活でいてほしいという想いから、離婚するという決断をいたしました」とつづった。
極めつけは東スポです。
羽生結弦 離婚発表に同業者も驚きの声「本当にびっくり」 2023年11月18日 01:34 東スポWEB
フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦(28)の離婚発表に対し、関係者からも驚きの声が上がっている。
8月に女性との結婚を発表していたが、17日深夜に自身の公式SNSを更新し「これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」などと報告。X(旧ツイッター)でも羽生に関するワードが多数トレンド入りするなど、大きな波紋を呼んでいる。
そんな中、衝撃のニュースを知ったマネジメント関係者は「え?本当に?何があったの?」と驚いた様子。別の関係者は「やばくないですか?本当にびっくりしているのですが…」と率直な心境を語った。あるフィギュア関係者は「最近、羽生選手の結婚に関する話が話題に挙がっていたのですが…」と表情を曇らせた。
結婚を発表した段階で、羽生と共演経験のあるスケーターや先輩スケーターなども初耳だったというが、まさかの結末を迎えてしまった。
①誹謗中傷②ストーカー行為③許可のない取材④そうした行為で構成される報道、のすべての要素が書かれていません。
文書の名宛人が「マスコミ各位」となっていること、「無許可の取材」が2度も出ていることからは、この部分が中心的なもののはずですが、いったいなぜこの部分の情報を落としてしまうのでしょうか?
メディアに力を与えているのは我々国民のせいではないか
羽生結弦公式のX(旧Twitter)だけの情報で各メディアが記事を出していますが、(それ自体は仕方ないと思う)、元投稿を見ずにその記事をシェアしたり、そのようなメディアの記事の投稿を引用したりYahoo!コメントをしている以上は、同じことが起こるんじゃないでしょうか?
メディアに力を与えているのは我々国民であり、そこに気づかない限り何も変わらない、という気がしています。
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