事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。リンク切れに備えて魚拓を活用しています。

「ヒューストンの中国総領事館職員がアメリカに亡命」という情報のソースについて

ヒューストン中国領事館職員がアメリカに亡命

「ヒューストンの中国総領事館職員がアメリカに亡命」という情報について、出所を見つけました。

ジェニファー・ツェン氏のTwitterから広がる「ヒューストンの中国総領事館職員がアメリカに亡命」

Twitterにおいて「ヒューストンの中国総領事館職員がアメリカに亡命」という情報が拡散されたのは、ジェニファー・ツェンというライターのツイートが発端です。

其二人向美國政府申請政治庇護

しかし、"It was said" とあるように、伝聞です。

彼女はどこの情報を参照したのでしょうか?

彼女のアカウントのBioにあるYouTubeチャンネルやブログには当該情報はありませんでした。

ただ、調べると同様の内容の記事が見つかりました。

大紀元≒新唐人電視台での中国領事館員亡命?記事

【新唐人北京時間2020年07月23日訊】中共駐休斯敦總領館被指是共諜「司令部」,早已受到美國情報部門特別關注。香港著名實業家袁弓夷22日向《看中國》獨家爆料,他收到內幕消息,中共駐休斯敦總領館內有人想留在美國,已向美國投誠

北京時間:2020-07-23 03:21にUPされた大紀元≒新唐人電視台の記事では、香港の著名な実業家である「袁弓夷」氏の22日の発言で、【中共駐休斯敦總領館內有人想留在美國,已向美國投誠】=ヒューストン中国領事館の職員がアメリカに留まりたいと考え、アメリカに「投誠」した、と伝えています。

已向美國投誠

つまり、これも別のメディアがソースだということです。

「看中國」における香港の実業家「袁弓夷」の発言が亡命の元ネタ・ソースか

 

袁弓夷:休斯頓中領館内有人向美國投誠(圖)|袁弓夷 | 休斯頓中領館 | 投誠 | 美國 | 時事 | 看中國网

袁弓夷爆内幕消息

7月22日,香港著名實業家袁弓夷在《看中國》「名家論談」節目中向《看中國》獨家爆料說,他收到內幕消息稱,休斯頓總領館內有人因想留在美國,已向美國投誠。但目前尚不清楚領館人員投誠的具體時間,預計在未來幾天内,將有更多相關消息陸續流出。

 「已向美國投誠

「投誠」の訳語として「降伏」が出てくるのですが、投誠 - 维基百科,自由的百科全书や、アメリカに留まる意思を示しているという文を考えると、これは「亡命」と訳してもよいのではないかと思われます。

つまり、香港の著名な実業家である「袁弓夷」氏が、7月22日に「看中國」というメディアで語った内容が、今現在広がっている「ヒューストンの中国総領事館職員がアメリカに亡命」という情報の出どころということになります。

日本やアメリカのメディアで亡命を報じている所は見つからず、公式発表も無し

「ヒューストンの中国総領事館」に関する情報は日米のメディアは大々的に報じていますが、その中で「職員がアメリカに亡命」という内容を報じている所は、7月25日午前現在はどこも見当たりません。

公式発表もなされていません。

裏どりをしている最中か、知っていても話さないのかもしれません。

しかし、新唐人電視台や看中國のツイートがほとんど拡散されていないのを見ると、現時点であまり騒ぐのはやめた方がいいのではないかと思います。

以上