どうしてこうなった
生稲晃子、池上彰番組内でのインタビュー拒否理由の説明に抗議
【選対スタッフより】
— 生稲晃子 いくいな晃子(参院自民党公認候補・東京選挙区) (@ikuinaakiko1917) 2022年7月11日
「池上彰の参院選ライブ」中で「生稲晃子が開票日にTV局個別インタビューをお断りした理由」につき出演者から事実と異なる発言がありました。
本日、先方の指示によるメールと、別途配達証明郵便にてテレビ東京プロデューサー宛に抗議文を送付致しました事をご報告申し上げます。 pic.twitter.com/lTUcDs2SRq
7月10日開票の参議院選挙で東京選挙区から当選した自民党の生稲晃子議員が、同日放送のテレビ東京「池上彰の参院選ライブ」にて、生稲氏が開票日にTV局のインタビューを断った理由について発言があったものの、事実と異なるとして抗議する旨を報告しました。
インタビューを断った理由をまとめると以下です。
- 当確が出るまでに時間がかかることが予想された
- 当選後も取材される時間が読めない
- 生稲氏は投開票日に八重洲だけでなく立川において支援者に説明する機会があったため、移動しなければならなかった
- 仮に全社に個別対応してから立川に向かうとなると時間が読めず、支援者を待たせることになる
- よって、共同インタビューは受けるが、個別対応はしないと結論を出した
この説明は十分納得いくものです。
当選後のインタビューには以下のように答えています。
選対関係者の川松真一朗都議からはこのように指摘。
池上彰氏は「インタビューのやり取りに自信がないのかもしれませんけど」
— 川松真一朗【Statesman、墨田区選出・41歳】 (@kawamatsushin16) 2022年7月10日
生稲晃子さんはマスコミ共同インタビューは受けた。あくまで時間の関係で個別対応はしなかっただけ。
上から目線で見解を語り世論を煽る手法はやめた方がいい。
マスコミ対応責任者の私はテレ東に取材されていないのは事実。 https://t.co/nIDNjznxK5
私含めて本件決定に関わった人間は誰一人としてマスコミ対応していないんです。 https://t.co/L4mmeN2u23
— 川松真一朗【Statesman、墨田区選出・41歳】 (@kawamatsushin16) 2022年7月11日
池上彰氏の番組のことで私のところに、当選後にインタビューを受けさせるのが責務といったご意見が沢山来ている。
— 川松真一朗【Statesman、墨田区選出・41歳】 (@kawamatsushin16) 2022年7月11日
生稲晃子選対事務所はテレビ東京プロデューサー•池上氏に、まもなく抗議文を出す。この中に私の名前も出てくるので、私自身はYouTubeでその補足の説明をしなければならないかな。
「池上彰の参院選ライブ」テレビ東京官邸キャップ篠原裕明記者「国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから、と陣営の関係者が」
選挙特番、ご覧いただき、ありがとうございました!
— 篠原裕明@TV TOKYO (@shino7878shino) 2022年7月10日
これから番組終了後のネット配信をやります!兄貴と慕う大浜平太郎アナウンサーとともに
こちらも是非ご覧ください。あと少しお付き合いを。 https://t.co/ZYmpAPHTL0
池上彰 氏が「自民党の生稲候補に関しては…この番組だけでなく全てのテレビ局のインタビューに応じてはいただけないという結果になってしまいました」として話を官邸キャップの篠原裕明記者に振ったところ、「陣営の関係者に取材したところ、匿名を条件に答えてくれました。」「国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから”だというふうに仰っていた」と説明。
番組出演者らからは「演説を聞いた限りではそんなふうには見えない」という評価もありました。
生稲氏は篠原記者の説明は「全くもって事実ではありません」と主張。
そもそも、「池上彰の参院選ライブ」はテレ東の番組であり、必ずインタビューを受けなければならない、などというルールや道理など存在しません。
SNSではこの発言が取り上げられ、生稲氏への誹謗中傷が巻き起こっていました。
なお、篠原記者はテレ東BIZのチャンネルで政治解説の役割を果たしています。
個人的に、普段の姿勢からは、なぜ篠原氏からこのような発言に至ったのか疑問です。
社としての取材体制の問題なのか、個人の問題なのか。
※21日追記
すでに弊社として生稲選対事務所へ返答しております。取材した事実に基づき放送しており、謝罪も訂正も必要ないと考えている旨回答しております。あわせて生稲議員へのインタビューを改めて申し入れております。
— 篠原裕明 (@shino7878shino) 2022年7月15日
「取材した事実に基づき放送しており、謝罪も訂正も必要ないと考えている旨回答」
これは内容が真実でなくとも通用する主張ではあります。たとえば選対関係者に実際に取材はしていた場合にはこう言う他は無い。仮にそうならば「誰が言った?」という話になるのですが、当然取材源の秘匿として相手方に開示する必要もない。
生稲陣営はどう対応するのか、現時点でSNS上の更新はありません。
いずれにせよ生稲氏は当選し、国会議員としての活動が始まったわけですから、そこで実績を作ることが最大の反論なのだろうと思われます。
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