いまさら何を言い訳してるんだろうか?
- 共産党吉良よし子のブルドーザーデモ参加について
- 「安倍首相のマスクを轢くパフォーマンスには関与してません」
- JCPジェンダー平等委員会「加工した偽りの写真」「女性蔑視・女性嫌悪・ミソジニー」
- ブルドーザーデモに参加した時点で言い訳はできない「ANTIFAの行為は悪いことだ」という前提の共産党
共産党吉良よし子のブルドーザーデモ参加について
デモは言論の自由です。
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) 2022年7月9日
過去に私が参加した安倍政権打倒を掲げるデモで、行われたとされるパフォーマンスに私は一切関与していませんし、支持していません。
その行為に私が関与したかのように写真を加工して拡散し、今回の凶行を扇動したかのような言説を流布する誹謗中傷に強く抗議いたします。
何か誤解が広がっているようですが、私は当該デモに参加した事実は否定していません。
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) 2022年7月12日
「安倍政権打倒」を掲げたデモにも賛同しています。言論の自由です。
一方、デモの参加者が行った“安倍元首相のマスクを轢く”パフォーマンスには関与していないし支持していません。それが事実です。 https://t.co/dUcd3kVgYi
日本共産党の吉良よし子議員が2014年に参加した「安倍政権打倒」を掲げたブルドーザーデモについて、“安倍元首相のマスクを轢く”パフォーマンスには関与していないし支持していませんと投稿。
9日の当初は「行われたとされるパフォーマンス」が不明でしたが、12日に明確化。
要するに、ブルドーザーデモには参加したが、その中での一時の催しについては関知していない、という主張のようです。
なお、このデモは安倍政権が憲法9条の解釈を変更して集団的自衛権の行使容認を明示し、また、国連安保理の集団安全保障措置への参加容認をも明示するなどした2014(平成 26)年7月1日の閣議決定【「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」】に反対するものでした。
「安倍首相のマスクを轢くパフォーマンスには関与してません」
当該デモへの参加は、安倍政権に反対する議員として当然です。
— 日本共産党(公式) (@jcp_cc) 2022年7月12日
しかし、〝安倍元首相のマスクを轢く〟パフォーマンスに、吉良議員は一切関係していません。
一参加者の行為を、あたかも議員が扇動しているかのように事実を歪め、誹謗中傷することなど許されません。党として厳しく抗議します。 https://t.co/SNvBc3k9Bp
日本共産党も「安倍首相のマスクを轢くパフォーマンスには関与してません」などとして、本件に関して何度も投稿しています。
Q. 安倍元総理のマスクを轢き潰すパフォーマンスに「関与してない証拠」「扇動してない証拠」を出せ。
— 日本共産党(公式) (@jcp_cc) 2022年7月14日
A.お示しの写真には、吉良議員がマスクを潰す行動に「関与・扇動した」証拠がどこにも示されていません。
デモには多数の参加があり、それはいち参加者のパフォーマンスを撮影したに過ぎません。 https://t.co/UAAwrcbDJv
Q. 何の為にそのデモにブルドーザーが使われたのか知らなかったのですか?
— 日本共産党(公式) (@jcp_cc) 2022年7月14日
A.ブルドーザーはデモの先導車として使われました。デモ出発前に、そのデモの先導車と一緒に写真を撮影することに、全く問題はありません。
また、いち参加者によるマスクを使った行為に、吉良議員は一切関与していません。 https://t.co/VPEJgUbx1f
JCPジェンダー平等委員会「加工した偽りの写真」「女性蔑視・女性嫌悪・ミソジニー」
事実を歪め、加工した偽りの写真によるデマ攻撃は、絶対に許せません。女性議員をターゲットにした執拗な誹謗中傷は、女性蔑視、女性嫌悪にもとづくものです。
— JCPジェンダー平等委員会 (@JCPgenderec) 2022年7月12日
ミソジニーを許さない!ジェンダー平等社会を!
吉良よし子議員のツイートのRTで、事実を広げてください。 https://t.co/hMcaZUF0O9
JCPジェンダー平等委員会のツイートになるとさらに支離滅裂になっています。
まず「加工した偽りの写真」とだけ書いて、それが何かは示していません。
これだとどの写真が加工されたか分らないので投稿を控える者が出てくるだろう、という期待の元に為された投稿と言え、批判を萎縮させようとする手口です。
安倍政権打倒デモ、日本共産党の吉良よし子参院議員も駆けつけています。 pic.twitter.com/ojEPuqPNIM
— 赤旗国民運動部 (@akahatakokumin) 2014年8月2日
代々木公園着!まずはブルドーザーと一枚(>_<)」デモは16時~もうすぐ出発!! pic.twitter.com/MjMvWyabG8
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) 2014年8月2日
ブルドーザーデモ最後まで歩けてよかった!引き続きみんなで声を!
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) 2014年8月2日
“@s_2ji: 【安倍政権打倒 怒りのブルドーザーデモ@渋谷】共産党の吉良参院議員。4キロを苦もせず歩いてた。歩きとおすほうが気分がよい…Teeとプラカードもいい! pic.twitter.com/uEh8nKqB1Q ”
しかし、吉良議員が当該デモに参加してブルドーザー前で写真を撮っているのは共産党関係者や本人が投稿しているため、それ自体は事実です。
しかも「女性蔑視・女性嫌悪・ミソジニー」などと全く無関係のものを持ち出す。
こういう手合いが「社会的合意」なるもので表現規制強化を狙ってるということです。弾圧されるのは創作物に限らずあらゆる主張に及ぶということです。
共産党の言う「法的規制ではない社会的合意」とは?|Nathan(ねーさん)|note
ブルドーザーデモに参加した時点で言い訳はできない「ANTIFAの行為は悪いことだ」という前提の共産党
イベントの企画名は【8.2 ファシズム潰せ!安倍政権打倒 怒りのブルドーザーデモ】でありブルドーザーには"THIS MACHINE KILLS FASCISTS"とペイントしてありました。
なので吉良議員がパフォーマンスを行う時はその場におらず、デモの詳細を知らなかったとしても、「それを支持していない」と言うのは無理があります。
議員のデモはクリーンで一参加者が過激だったと言うわけですね?
— 󠄁 (@_SUBARU_3776_) 2022年7月12日
なるほど・・・
議員のすぐ後ろで見つけたんですけどね、この集団が議員のデモと何がどう違うのか?どこから区別すればよいのか?
ご説明頂けると有り難いです! https://t.co/B65iBn4xYz pic.twitter.com/Cf2autOeDr
しかも、安倍総理(当時)の顔に照準を合わせて"PUBLIC ENEMY"と書いているプラカードを掲げている者が吉良議員のすぐ後ろに居ますから、このデモ自体が問題ないとするならブルドーザーでマスクを轢くパフォーマンスも問題ないということになるはず。
しかし、「共産党としては、そのパフォーマンスは良くない事である」という前提に立っているようで、主催した「東京デモクラシーネットワーク」(東京デモクラシークルー、怒りのドラムデモ、C.R.A.C.、SASPL、CIVITAS MUSASHINO)の行為を非難しているかのようです。要するに"ANTIFA"を主張する勢力がやってることは悪いことだと。
※アンティファには中央指導的な組織構造が無く主義主張を共有する分散ネットワークとする見方が一般的であり、アカウント名でANTIFAを名乗っていても実体のある団体名ではなかったりするので要注意。
当該デモでは安倍総理の顔写真の下に「SHINE! 輝け=〇ね」と書かれたポスターを掲げている者も見つかります。こうした個々の参加者の主張のすべてを共産党や吉良議員が把握しているとは思えませんが、デモの参加者(そうした掲示を掲げている者の周辺の者の意識として)の主張全体としては少なくとも「物理的な危害が生じることを願う」ものである、という評価からは逃れられないでしょう。
もしもそれを否定するなら、安倍政権を"FASCISM"と評価していることも「本心ではまったくそうは思っていない」ということになりますよね。
全体としてはそうではないとして、ならば特定のパフォーマンスだけ否定するのではなく、「そういうメッセージ」は否定する、ということを言えば良い。それをしていないのは「否定したくないのでは?」と疑問に思うわけです。
別にこれは刑事法的な「殺意」が認められるかどうか、という問題ではないため、その観点から否定する主張は意味を為さないと言えるでしょう。
以上:はてなブックマーク・ブログ・SNS等でご紹介頂けると嬉しいです。