事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

今井智文HPVワクチンツイートのお詫び文も「何が悪いのか分かってない・身内向け」と批判殺到

今井智文お詫びツイート

身内向け

中日新聞記者の今井智文HPVワクチンツイート

発端は中日新聞記者の今井智文 氏がHPVワクチンの接種が為されないことの理由として「HPVワクチンの信頼が失墜したから」であり「マスコミには失墜した信頼を回復させる力はないので関係者がやれ」というツイートをしたことです。

HPVワクチンの接種が進まないのは、過去にマスコミが有害事象と副反応を混同させて恐怖心を煽ったからです。

要するに、今井記者の発言は「説教強盗」みたいなものでした。

今井智文記者がお詫び文をツイート

ところで「弊紙」ってどこだろう?

ツイートやプロフィールには所属は書いていないのだが…

さて、これで終わりかと思ったら…

言い訳が続いていました。

何が悪いのか分かっていない、言い訳がましい追加ツイート

「今も信頼性を押し下げ続けている要因がほかにもあるはずだという、私の個人的見解」とありますが、まぁ過去の厚労省による薬害などのことを想定しているんでしょう。そこはあまり問題視する気は無くて、次の点が重要。 

記者の皆さんの取材が妨げらることがあってはなりませんでした。」(原文ママ)

 これが言いたかっただけでしょ。

 北海道新聞記者の建造物侵入行為について以下言っていましたから。

身内・同業たる他の記者のためのツイートに過ぎない

HPVワクチンに関して記者の取材が妨げられてきたとは聞いたことがありません。

にもかかわらず「今井記者の発言を世間が非難しているから他の記者がHPVワクチンについて取材できない可能性がある」との趣旨の発言を今井記者は言っているわけです。

言語道断でしょう。

記者が取材できない場合があるとすれば、それは「コイツに何を教えても曲解されて歪曲されて記事化されるだけだから関わらない方がマシだ」と思われてる場合などであって、今井記者のツイートがどうのこうのは関係ない。

どこまで自意識過剰なんだろうか。

また、「世間の非難」が「取材拒否の理由」という他責的言動が含まれていますよね。

このツイートは「同業たる他の記者のため」であって「世間」に向けたものではないというニュアンスが色濃く伺えてしまいます。

「今後も問題があると判断したツイートについては適宜、撤回や削除を行っていきます。」とあるのだから、「7/n」は削除すべきでしょう。

元の言動の理由を言うならともかく、【謝罪・お詫びをする理由に自分の個人的な主張を混ぜる】って、やっちゃいけないことじゃないでしょうか?

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