中日新聞の今井智文記者が安定のくおりてぃだと聞いて
- 中日新聞今井智文「ワクチン接種させないのは当たり前・HPVワクチンのせい」
- 「マスコミには失墜した信頼を回復する力はない、関係者が信頼回復を」
- 朝日新聞の「副反応記事」を発端とする新聞・TVメディアの報道がHPVワクチン信用失墜の原因
中日新聞今井智文「ワクチン接種させないのは当たり前・HPVワクチンのせい」
高校生のワクチンに対する誤解に驚いた…!若い世代の「ワクチン不信」の根にあるもの @frau_tw https://t.co/ragnQtPBcv #FRaU
— 今井 智文 (@imaicn21) 2021年8月4日
誤解かどうか以前に、「娘に万が一のことがあるといけないから、ワクチンは接種させていない」というのは今、日本中で、ごく普通の親御さんが言っていることなんです。
なんでそうなったかというと、HPVワクチンの信頼が失墜しているからです。信頼が失墜したままコロナ禍を迎えてしまったのが敗北だったわけです。
— 今井 智文 (@imaicn21) 2021年8月4日
中日新聞の今井智文記者が「ワクチン接種させないのは当たり前・HPVワクチンの信頼が失墜しているせい」と言い放ちました。
「マスコミには失墜した信頼を回復する力はない、関係者が信頼回復を」
信頼が失墜しているのを「マスコミのせいだー」というのは自由ですが、マスコミには失墜した信頼をうまいこと回復させる能力はありませんので、関係する人たちが自分で信頼回復に取り組むしかありません。
— 今井 智文 (@imaicn21) 2021年8月4日
さらには「マスコミには失墜した信頼を回復する力はない、関係者が信頼回復を」とまで言っています。
【マスメディアの誤報・誤解を招く報道によってHPVワクチンの信頼が失墜した】
この経緯をまったく無視した暴論です。
朝日新聞の「副反応記事」を発端とする新聞・TVメディアの報道がHPVワクチン信用失墜の原因
朝日新聞によるHPVワクチンの副反応であるとする「スクープ記事」が発端となっているということは論文化もされています。
朝日新聞は当該記事をネット上では1か月後には削除しています。
しかし、厚生労働省のHPVワクチン接種の積極的勧奨方針は中止されました。
その後、いわゆる「名古屋スタディ」によって、HPVワクチンの副反応リスクについての言説は誤りであり、接種を控えるべきエビデンスは無いと結論づけられました。
日本における「ワクチン不審」は、このHPVワクチンに関する報道の影響が無視できないものであり、マスメディアの責任は重いのですが、それを無視して「関係者」に責任転嫁する今井記者の発言は、メディアの無責任な姿勢が表れていると思います。
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