事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

YoutuberのKAZUYA氏が青山繁晴氏に苦言:青山さんの発言のスタンスについて

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YoutuberのKAZUYA氏が自身の動画で青山繁晴氏に苦言を呈しました。

名指しは避けたものの、動画のリンクからは批判先の動画があるので特定は容易です。

さて、この件について私の受け止め、思うところを書いていきます。

KAZUYA(カズヤ)氏の指摘と苦言

  • 話を盛り過ぎるのはよくないですよ

主張はシンプルにこれです。

話を盛る」具体例は動画でいくつも挙げられているのですが、例えば以下です。

  1. 掌から金粉が出た
  2. 握手しただけで相手の癌の再発が分かった
  3. 1000件の質問を名前も含めて記憶した
  4. オカルトな小話

これらのうち、「1000人分を記憶」というのは、そういう能力がある人である可能性も完全に排除できないとも思いますが、それ以外はやはり指摘されても仕方がないでしょう。

青山繁晴氏のスタンスと中小企業の創業社長

私も青山さんの関連動画はだいたい見聞きしていた口なので、上記の指摘はすべて理解できます(ここ1年は虎ノ門ニュース以外は見てない)。

ただ、私にはある種の信念に基づいて敢えてやってるように思えます。

青山繁晴氏は、現在は参議院議員ですが、その前は独立総合研究所という民間企業を立ち上げた創業社長です。

あの年代の中小企業の創業社長として捉えると青山さんの言動は一般的なんですよね。

彼ら(の多く)は、自社の物語を構築して語るのが非常に上手い。

「話を盛る」という行為もある種の様式美として、織り込み済みで聞いてる人は多いのではないでしょうか?また、青山氏の周りの人間も、そういう文脈に慣れている人が多いんだろうと推察します。

聞き手の注意を惹き、話題性のある発信をしていく。

事業を展開し、TV等に出演している者からすれば、「影響力を持つ」ということがどれほど大切なことか。

そういう観点から、話し方や話す内容を決めている節があると思っています。

スピリチュアル(オカルト)な話題について

青山さんと言えばスピリチュアルな内容の小話が多いですよね。

それが社会政治について語る動画内でのアクセントになっています。

そういう話に惹かれて支持者になった方も一定数いるでしょう。

もしも青山繁晴さんがなんらスピリチュアルな語り口を持っていなかったら、そういった方々はいったい誰を支持していただろうか?と考えることがあります。

電車のドアとかに貼られている広告のアノ人とか、某宗教団体のトップとか…

そういう層が社会の中に一定数いて、それなりに無視できない規模になっているということは、なんとなく伺えるじゃないですか。

そういった層を惹きつけているのではないか、という推測にもならない漠然とした感覚があります。

これは発言内容の正当化ではなく、行動としての正当性・合理性の話です。

トータルで見ないと評価を誤る人は他にも居て、たとえば橋下徹氏なんかもそうだと思います。

世の中を変えていこうとする者たちが、影響力を持つことに無頓着なハズがない、誰に「刺さる」かを意識していないハズがない、より広く支持者を得るための発信スタンスを考えていないハズがない。

ですから、青山さんの発言を公に批判する人が出てこないんだろうと思うのです。

追記:「本人に直接言うべき」と言う人へ

KAZUYAファンではなく、青山繁晴ファンからこういう声が聞こえてきますが。

あなた青山さんの普段の発言を聞いてるの?と思います。

何とは言いませんよ。そんなに青山さんが好きなら、青山さんが自分の特徴について何て言ってるか、知らない訳がないでしょう。

加えて、ある程度の社会的影響力を持った人間(年齢もそうかもしれない)が誰か特定の人間の働きかけによって変わる事はそうそう無いですよ。

それに、いくら同じ番組に出演したからといっても、二人には何ら接点が無いでしょうから、直接言うような場面を無理やり作るというのもおかしな話です。

エンタメのコンテンツとしても面白いものにはならないと思います。

アンチ青山繁晴アカウント

なお、「アンチ青山繁晴アカウント」なるものもSNSでは存在していて、編集動画もUPしています。このアカウントらの姿勢としては青山さんを揶揄するスタンスなので、取り上げることはしません。

彼らの指摘は多くが牽強付会ですからね。

ただ、最近はその指摘が「その通り」という打率が上がったと感じています。

簡単にチェックできる事項についても誤りが見つかっているというのは事実です。

百田尚樹氏は

一方その頃、虎ノ門ニュースでKAZUYA氏と共演してる百田尚樹氏は

意味深ですね。

以上