事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

草津町の黒岩信忠町長が新井祥子事件で記者会見:声明全文を書き起こし

震えて眠れ

声明文読み上げ後の質疑応答でも凄いこと言ってました。

草津町の黒岩信忠町長が新井祥子事件で記者会見

2022年11月11日、群馬県草津町の黒岩信忠町長が新井祥子事件に関し記者会見。

告訴状を起案した吉野晶弁護士から冒頭説明がありました。

新井祥子・飯塚玲児の名誉毀損罪と虚偽告訴罪の概要説明

  • 名誉毀損罪:新井祥子・飯塚玲児
  • 虚偽告訴罪:新井祥子

名誉毀損罪について⇒令和元年12月3日、被告人新井・飯塚両名が共謀して、「私新井祥子は町長と肉体関係を持ちました」などと告白した内容を電子書籍に掲載し、公然と内容虚偽の事実を適示して黒岩町長の名誉を毀損した。

虚偽告訴罪について⇒強制わいせつが行われた事実が無いにもかかわらず、黒岩に刑事処分を受けさせる目的で、「2015年1月8日の午前10時過ぎ頃、草津町役場3階の町長室内において、黒岩町長が新井に接吻し服の上から乳房を触った上、床に倒れ込んだ新井の服を捲り上げて乳房を直接触りさらにスカートを捲り上げて新井の下着に手を入れてその陰部を触るなどしさらに下着をおろし新井の背後から黒岩の陰茎を新井の陰部に直接押し当てるなどした」という内容を記載した書面を告訴状と称して2021年12月13日付で前橋地方検察庁に提出し、もって虚偽の告訴をした。

両事件について令和4年10月31日、前橋地方検察庁が公訴提起した。

虚偽告訴罪に関する黒岩の告訴状は令和3年12月16日付。

吉野弁護士からは、新井による虚偽事実の公表によって、その内容を無批判に信用したジャーナリストらによって拡散・拡大された、日本国内だけではなく世界に向けて虚偽の事実を発信した記者も居た、取り返しのつかない規模になっている、この被害を回復することは非常に困難になっている、新井被告人の犯罪行為に対して適正な処罰が課されることを願う、という旨が語られました。

黒岩信忠町長の声明文の読み上げ、全文を書き起こし

黒岩信忠町長が声明文を書き、読み上げましたので全文を書き起こしします。

10月31日、新井祥子元草津町議会議員が起訴され、町長黒岩の濡れ衣が張れたことの安堵感と同時にですね、嘘で私と草津町を貶めた新井氏とまた、新井氏を利用してプロパガンダを企て実行した当事者たちに大変強い怒りを感じているものであります。長野原警察署に刑事告訴して約3年になろうとしています。いわれなき誹謗中傷を受け続けてまいりましたが、黒岩個人の名誉よりも、私の家族に辛い思いをさせたこと、また、草津ブランドを傷つけられ、信用を陥れられた行為、これを許すことをできないという思いであります。

私は令和4年11月8日、前橋地方検察庁に出向きました。これは検察庁から連絡があって話を聞きたいということで出向きました。私は被疑者の立場ではなく告訴人として事実確認をするためであります。新井氏が私をまず最初に告訴したわけでありまして、この強制わいせつ罪、先生がいま仰った通り数日の間に不起訴となったということでありまして、告訴人、被害者という立場で検察庁とも話をしてまいりました。

検察庁が起訴した場合、その有罪の率というのは99.9%と言われるようでありますが、何が決め手になったかは、これは今ここで今明かすことはなかなかできないということはご理解いただきたいと思います。検察官の方から、公判維持があるので記者会見等でその証拠をというかそのものについての公言は控えてほしいと言われておりますので、その旨ご理解いただければと思います。ただし、新井被告人がですね、どのような抗弁をしようが、絶対にその事実は覆らないというものであります。これだけ申し添えておきたいと思います。

新井元町議は「黒岩から性被害を受けたが、警察が怖くて行けない」として、当初は白々しい嘘を言い訳をしておりました。警察に行きづらいなら群馬県性暴力被害者センター等に相談できたはずでありますけれども、嘘と裏付けの言い訳ばかりをするものでありました。新井元町議は議会での説明責任、つまり町長室という公務室でですね、それで公務時間の行為の事を嘘の暴露をしたわけですが、そしてこれについて 議会といいますか、(聴き取れず)というんですが、そこで説明責任をしてほしいと言いましたら、裁判の中で明らかにしてくと、この一点張りで、まったく議会の中ではその内容に触れようとしませんでした。

じゃあなぜこのような行為に至ったのかということでありますけれど、目的は時間湯というものが古くからありますが、この保存のために私黒岩町長を失脚させることが新井氏の使命であったと、このように私は推察しております。いま、時間湯とは関係ないと新井氏は言っておりますけれども、バレバレであり、新井氏はNPO法人草津湯治の会の副理事長であります。この会はメンバーが時間湯関係者で構成されているものであります。

今回の事件、新井氏が性被害を受けたと告白した途端、問答無用で新井氏が性被害者で町長黒岩が加害者と、このようにされたものであります。性被害者になるのは女性であり、性加害者は常に男性とするという世相にありますけれども、それをしたたかに利用したのが新井被告人であると思います。さらに、一方的且つ何一つ証拠もないのに、悪ノリをいたしまして、女性差別、ジェンダーに切り替えた当事者たちが、さらに事を大きくしたということだと思います。

いろんな文章がいくつかありますから紹介させていただきますけれども、これ地方議会人という公の広報誌、全国の議長会に配布されるものの中で草津の事件が取り上げられたんです。そして「特集 議会とハラスメント」という内容でですね、上野千鶴子さんという東京大学名誉教授の方が投稿してるんですが、読んでみますけれども「極めつけは草津町の新井議員が町長のセクハラを公表したことで与党議員が立ち上がり、リコール運動を実施、新井祥子議員は失職した。やるべきことが間違っているであろう。最初に第三者を交えた調査委員会を立ち上げ、事実の究明を行い、事実なら加害者を処分することだ、それなのに被害者を議会から追い出すとは本末転倒だ」。つまり、もう私が加害者という、公の機関で全国の市町村議会の広報誌に草津の恥として書かれたものです。

それと、全国フェミ議連、連盟の方から、やはり草津町に来まして宛名が私草津町長、議長、群馬県知事、総務大臣、それから全国町村議会議長会会長の松尾文則様ということで、差出人が共同代表増田薫(ますだかおる)氏=千葉県松戸市議会の議員、共同代表で前田佳子(まえだけいこ)さん=東京都八王子市の市議会議員、事務局、伊藤正子(いとうまさこ)さん=埼玉県川越市議会議員ということで、内容的には「群馬県草津町議会は、女性否定議会です、新井祥子議員が町長による性被害を告発したことへの草津町議会の対応は性被害を告発したこと自体を否定する人権侵害だと私たちは考えます」と、少し飛ばしますけれども、「裁判の日程は未定、警察の捜査も終わっていない中、客観的認定の無いまま、12月6日、住民投票が実施され、解職賛成が2542、反対208票で新井議員は失職しました。町議会議長らが呼びかけ人となって動いたこの住民投票では、地方自治が想定した住民投票の趣旨から逸脱していると考えます」と、こういう内容であります。

それからこれは新聞赤旗ということで、作家の北原みのり氏、フラワーデモ群馬主催者代表の田嶋みづき氏「町長から性暴力を受けたと告発したことでリコールとなり、失職した新井祥子元町議会議員に日本共産党の山田みどり中之条町議らがこの会に参加しました」というこういう記事があります。

元に戻りますけれども、そして、こういう記事がネットとかペーパーで飛び交う中、これらに感化された者が2020年12月10日、午前3時34分から午後4時33分の間に草津町の公施設を攻撃する、また、リコールに賛成を投じた者を暴力団の拳銃で射殺する等の書き込みを行ったものがあります。群馬県警による厳戒態勢が敷かれ、こども認定園、草津町の小中学校が臨時休校する事態を招いたものでありまして遺憾の極みであり、本当に強い怒りを禁じえないものであります。

新井氏が議会の除名処分を受けたこと、また、リコールで失職したという事が問題になっておりますけれども、じゃあなぜ草津町議会が解職処分またはリコールに踏み切ったかということは、つまり、新井氏の主張がどんどんどんどん変わっていったということにあります。当初は町長と心が通じて嬉しかったと述べていたんですね。書籍の中で。しかし私が警察やマスコミの皆様に発表した瞬間、突然「性交渉を強要された」、刑法177条強制性交等罪に突然切り替えたわけであります。さらに、それが無理だと自分が判断したんでしょう、そしたら性交渉は無かったと平然と変更したんですね。そして、わいせつ行為、刑法176条の強制わいせつ罪に主張を変えたものであります。それゆえ、新井氏の主張は嘘であると誰もが判断できたため、除名処分の手続がとられたのであります。リコールは有権者がするものでありますけれども、新井氏の嘘を誰もが見抜いていた。その証拠に圧倒した結果がそれを裏付けるものであります。さっきも言いましたように、失職させることに賛成が2542、反対が208、実に草津町の有権者の94.2%投票した者が失職に賛成したということであります。

議員がこのリコールにも関与したのは事実でありますが、一般の人が矢面に立つと、嫌がらせの対象になるということがありました。現実に、なぜその投票したという脅迫めいた電話が何件かあったそうでありますし、私の自宅には生卵が投げつけられた事件もありまして、警察に届け出ております。ですから、何ら草津町議会が非難されるものではないと思っております。

謂れなき誹謗中傷がまさに世界に伝播して、町ぐるみ、隠蔽体質など、黒岩を貶めたものであります。そして、これが非常に蔓延しましたが「レイプの町」「セカンドレイプの町草津」と非常に侮辱的な文言により、これらが世界に拡散されたのであります。ネットでは「草津町に行くのをやめよう」キャンペーンが張られ、役場周辺では「町長出てこい」「町長ヤメロ」、の街宣をかけられ、湯畑ではフラワーデモと称し、「セカンドレイプの町草津」の看板をフェミニストたちが掲げ、新井被告人はその中心に立ち、「町長は権利の濫用をヤメロ」との主張をしておりました。そこに草津町の中澤康治町議と、中之条町の女性のさっき言いました町議らが加担していたということであります。草津町に来るとレイプされるとの印象づくりを企て、ネットでは滅茶苦茶なフェイクニュースを撒き散らし、世界に発信したわけであります。日本には常習的に性暴力を加える政治家が居る、野蛮な国家としてアメリカイギリスフランス台湾等、世界から女性問題では後進国扱いをされたも事実であります。アメリカのトップのマスコミが全部これを報道してます。フランスからは私に直接電話ですけども取材がありました。

町長黒岩、草津町或いは日本国まで貶めたのは、新井被告人の悪意に満ちた嘘からこれが始まったということであります。いま、草津町は今や多くの女性客が訪れる温泉観光地に変貌したものでありまして、これは偶然ではなく女性に支持される街づくりをテーマに私は行ってきたものであります。その指揮をとる町長黒岩がなぜ女性を蔑視するのか。観光地の基本中の基本は安全と安心の上に成り立つものであります。女性が危険・不安を感じる町と、この世に煽ったのは新井被告人とその支援者たちであります。草津町の信用とブランドを傷つけた関係者責任は極めて重いものになると思います。

なお私は草津町の職員のことでなんですが、どんな若い子でもちゃんづけではなく、きちんと礼儀をもって、さんづけで女性には読んでおります。これはジェントルマンである、紳士であるというふうに自負をしております。また新井被告人もですね、書籍の中で、私のことを紳士であると認めたことも書いてあります。こういうことで改めて私はそういう立場であるということをみなさんに聞いていただきたいと思いました。

繰り返しになりますが、草津町が女性蔑視の町であると、新井氏とその支援者たちが吹聴しておりましたが、まったく逆で、女性を敬い、女性に支持される街草津を作り上げてまいりました。草津町が女性を蔑視する町と吹聴したことはまったく許されることではないと私は思っております。

次に、リコールについて少しお話したいと思います。裁判中に新井町議をリコールしたことで、草津町議会及び町長黒岩或いは草津町民を愚弄する強烈なバッシングを受けておりましたが、お門違いも甚だしいと思います。この訴えを起こしたのは新井氏が提訴したのではなく、町長黒岩が刑事告訴民事訴訟を起こしたものであります。確かにですね、これが新井氏側が訴えて係争中の中のリコールであるのならば、それは非難をされると思いますが、新井氏は被害者と言いながら、なんら法的手続をとらなかったのが実態であります。リコールの制度、これは公職選挙法と地方自治法の中から一部を適用するものでありますけれども、刑事訴訟それから民事訴訟、法律はまったく別のものでありまして、干渉するものではないものであります。

圧倒した結果のリコールを非難するということは、草津町民を愚弄するものであるということでありまして、ほとんどの町民が新井祥子氏の虚言癖を見抜いていたということになるわけです。それとよく考えていただきたいんですが、刑事民事の係争中のリコールができないとすると、リコールを想定されたら訴訟を起こすことでリコールから免れることができるということにもなってくるわけですね、法律はそういう仕組みにはなっていないということで、まったく訴訟とリコールと訴訟問題はリンクしないというふうにご理解いただきたいと思います。特に新井氏が訴えたのではなく私が民事刑事で訴えた中でそれが非難されたわけでありますけれども、お門違いも甚だしいと思います。

学者や女性差別を訴える人たちがですね、草津町議会と町長の暴挙と言いたい放題のコメントをしていましたが、新井氏が虚偽告訴罪の被告人となった今でも、その方々が同じことを言えるのか、回答を頂きたいと草津町は思っております。内容次第、どのようにするのか、では、然るべき手続を取る用意があるということを申し上げておきたいと思います。様々なメディアで酷い誹謗中傷を受けた、女性が性的被害を受けたと言えば、躊躇いもなく犯罪者に仕立て上げられる、何一つ証拠も無いのに、大変怖い世の中になったと思います。この事件の大きな問題点の一つに、本当に性被害に遭った女性がこの事件と重ねられ、声を挙げられなくなることは、本当これはに大変な問題だと思います。新井被告人の嘘の反動がどれだけ大きいものになるのか、本人はもとより、新井氏を煽り立て悲劇のヒーローに祀り上げた者たちの責任は極めて重大であると思います。

新井元町議は、5年7カ月間の在任期間中、4回の懲罰を受けています。一つは非常に酷い話なんですが、陳情者になりすまして新井氏がその陳情者に無断で陳情の取り下げもして懲罰も一度受けております。様々な方面で新井氏以外にも私に性的被害を受けた女性が居ると、今回の民事の中でもそういうことを書いてきてますけれども、まさに虚言癖であり、人となりというものが私は責められるべき事件であるとこのように思っております。

次に、飯塚ライターが私に対して名誉を傷つけたことに対して述べたいと思います。

飯塚 被告人は令和元年9月19日、一時間町長室で取材をしております。この時点で新井被告人から事件とされている告白のすべてを知らされていたわけであります。本人もそれは認めております。しかし、新井被告人とのことは全く触れず、事実確認など微塵もしなかったということであり、当初から町長の失脚を企て様子を見に来たことになるということであります。時間湯の復活を図るためには、町長の失脚をさせる以外にないと仕組んだのであります。証拠として群馬県知事に時間湯を復活すれば、町長と新井被告人のスキャンダルを不問にすると持ち掛けたことを電子書籍で書いております。知事はこのような胡散臭いものに取引をするはずがないということで、以上です。

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